「京都知新」は、1200年に渡り受け継がれてきた京都文化の「動」=「新」の部分に光をあて、
「京都を温(たず)ねて新しきを知る」番組です。

京都で活躍する、アーティスト、職人、伝統芸能伝承者、料理人などへの取材を通して、
現在進行形の「京都」を浮き彫りにします。

毎週日曜 あさ6時15分~6時30分OA
(関西ローカル)

NEXT PROGRAM

次回予告

デザイナー・松田梓

2026年03月08日(日)放送

#495 デザイナー

松田梓

今回の主人公は、デザイナー松田 梓さん。
可愛い猫ちゃんたち、首元にはお洒落に蝶ネクタイ。実はこの蝶ネクタイ京都のある伝統工芸の技法で制作されたのです。機織りの音色が響く町西陣。
ここで作られる西陣織で猫ちゃんの首元のネクタイは作られています。デザインしたのはデザイナーの松田梓さん。着物や帯の高級生地として西陣織は名高いのですが、ライフスタイルの変化とともにその在り方も変化してきました。創業100年あまり。
タイヨウネクタイもその一社。松田さんはここでデザイナーとして製品のデザインから制作まで行っています。
タイヨウネクタイは元々着物の裏地や傘地を制作、転換を迫られ新しく生み出したのが洋装の時代にあった西陣織のネクタイ。織り方も立体的に織れる玉園機を開発。西陣織の発展のためにその手法は公開され、作られたネクタイは、京都や東京銀座などオシャレなビジネスマンたちの目にとまり人気となりました。しかしネクタイを着ける時代も変化し、松田さんは更なる進化を求められます。学校に通い自身の会社の魅力や強みを掘り起こし出会ったのが会社に代々残る1万点に及ぶ生地の見本帖。この美しい文様で世の中の方に楽しんで欲しいと猫専用の蝶ネクタイをデザイン。さらにアクセサリーも制作していきます。松田さんは、西陣織の灯を絶やさぬように何ができるかと考え、京漆器の作家や家具デザイナーとつながり、新たな視点を取り入れ西陣織を楽しむ製品を生み出しました。
それが、観るネクタイ。西陣織を部屋に飾りアートとして鑑賞して楽しむことで様々な人々の暮らしを豊かにしていこうという試みです。
さらに、繋がりは広がり未来の宇宙服を開発するチームにも参加。
未来を彩る西陣織へと可能性を広げています。
変化や進化の中から誕生してきた西陣織の魅力を伝える松田梓さんの取り組みと西陣織への思いを伝えます。



【INFORMATION】
●タイヨウネクタイ
https://taiyonecktie.co.jp/

●JOLIE CRAVATS(ジョリークラバッツ)猫専用の蝶ネクタイ
https://taiyonecktie.co.jp/joliecravats/