「京都知新」は、1200年に渡り受け継がれてきた京都文化の「動」=「新」の部分に光をあて、
「京都を温(たず)ねて新しきを知る」番組です。

京都で活躍する、アーティスト、職人、伝統芸能伝承者、料理人などへの取材を通して、
現在進行形の「京都」を浮き彫りにします。

毎週日曜 あさ6時15分~6時30分OA
(関西ローカル)

NEXT PROGRAM

次回予告

画家・鶴田一郎

2022年09月25日(日)放送

#320 90年代にコマーシャル・アートの先駆者として人気を博した現代美人画の第一人者

画家 鶴田一郎

今回の京都知新は、90年代にコマーシャル・アートの先駆者として人気を博した現代美人画の第一人者であり、現在 京都に創作の拠点をうつして活動している画家 鶴田一郎さんが主人公です。

切れ長の目、凛とした顔立ち、西洋的なアールデコの中に、日本女性が持つ美しさが表現されている、唯一無二のたおやかで華やかな雰囲気をまとった女性。1987年~1997年、ノエビア化粧品の広告にも起用された「鶴田美人画」は、ひとたび見れば忘れることのできない強烈な印象を放っています。
「自分にとってのミューズ・女神を描きたい」。鶴田さんの美人画は特定のモデルではなく、女性を何より美的な存在として捉えたものです。
手の所作、目の角度、眉毛や目尻の形など、0.1ミリの差で変化する表情を意識し、これぞという線を決めていく────インスピレーション源の一つは、江戸時代に当時の先端のファッションや流行をまとった女性たちの美しい表情やしぐさを追求した浮世絵です。鶴田さんはその流れを受け継いで、現代に生きる美しい女性たちを独自の視点で描いてきました。
さらに「鶴田美人画」の代名詞とも言える切れ長のクールな目、実は、仏像の目を研究して生み出されたものです。
2014年 60歳を節目に創作の拠点を京都へ移し、"伝統文化や歴史の重みを肌で感じながら自分と向き合うことで、時空を超えて愛される作品を残したい"と、「琳派シリーズ」や仏画の発表を続けてきました。そんな活動が注目され、鶴田さんは、桜の名所として名高い「醍醐寺」から、2022年「醍醐寺霊宝館秋季特別展」出展の依頼を受けました。10月15日から、錦繍に染まる「醍醐寺」を舞台に、国宝の仏画などの寺宝とともに、鶴田さんの美人画や仏画、琳派作品などおよそ100点が公開されます。
画業45年。およそ2年に渡る密着取材を通して、その制作風景と想いに迫ります。


【Information】
●ICHIRO TSURUTA Gallery
住所: 〒600-8325 京都府京都市下京区西側町483番地 六条荘2階
電話番号:075-353-5355
HP:https://www.tsuruta-bijinga.com

●鶴田一郎 醍醐寺特別展
−ミューズ達の祈り−
期間:10月15日(土)~12月4日(日) 午前9時~午後5時(受付終了は閉門30分前)休館日なし ※行事等の都合により変更の可能性あり
会場:醍醐寺 霊宝館
住所:京都市伏見区醍醐東大路町22
拝観料金:500円(中学生以上)※三宝院庭園・伽藍は、別途大人1,000円 中高生700円
醍醐寺HP:https://www.daigoji.or.jp

●メタバース空間でのVR美人画展示会
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000042917.html