「京都知新」は、1200年に渡り受け継がれてきた京都文化の「動」=「新」の部分に光をあて、
「京都を温(たず)ねて新しきを知る」番組です。

京都で活躍する、アーティスト、職人、伝統芸能伝承者、料理人などへの取材を通して、
現在進行形の「京都」を浮き彫りにします。

毎週日曜 あさ6時15分~6時30分OA
(関西ローカル)

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次回予告

京舞井上流 五世家元・井上八千代

2026年04月19日(日)放送

#500 京舞井上流 五世家元

井上八千代

京都知新500回スペシャルでお届けするのは、京都に春の訪れを告げる風物詩『都をどり』。
毎回新たに作り上げられるこの舞台の振り付けと指導を行うのが、京舞井上流 五世家元 井上八千代さんです。

優雅なたおやかさの中に宿る、凜とした力強さが特徴の京舞井上流。祇園甲部の正式唯一の流派として、脈々とその「型」受け継いできました。2026年の演題は、後水尾天皇の二条城行幸から400年を記念した「寛永行幸都華麗(かんえいぎょうこうみやこのはなやぎ)」。
伝統の重みを背負いながら、現代の観客の心に響く美をいかにして紡ぎ出すのか。そこには継承者としての重圧、そして一人の表現者としての葛藤がありました。

番組では、衣裳発表から80畳の稽古場での指導、そして緊迫の「大ざらえ」までの本番前のひと月を追います。芸妓・舞妓への熱い指導にとどまらず、大道具や照明の細部にまで指示を出し「総合演出」として徹底した美学を貫く家元の姿。その志を分かち合い、一丸となる芸舞妓や地方、職人たち。舞台に関わるあらゆる「手」が、技と想いを結実させていく、祇園の街が総力を挙げて挑む知られざる日々の営みに光をあてます。

二条城の歴史に思いを馳せ、伝統を「今」という一瞬の表現へと昇華させていく。華やかな幕開けの裏側にある、果てなき探求と研鑽の日々。井上八千代さんは、今日も舞と向き合い、芸を磨き続けます。



【INFORMATION】
●第百五十二回「都をどり」
会場:祇園甲部歌舞練場
会期:2026年4月1日(水)~30日(木)
※23日(木)、24日(金)の1回目は貸し切り公演となります。
時間:1回目12:30-、2回目14:30-、3回目16:30-
HP:https://miyako-odori.jp/miyako/

●元離宮 二条城
HP:https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/