MBS(毎日放送)

第44回「地方の時代」映像祭2024 優秀賞・審査委員特別賞受賞

MBSドキュメンタリー 映像’25

真夜中のドキュメンタリズムから
黎明のドキュメントへ

映像’25は1980年4月に放送を開始した関西初のローカル・ドキュメンタリーです。
月1回、深夜の放送から日曜あさに移動し再放送やネット配信も充実させながら
テレビドキュメンタリーの発信を続けていきます。

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次回の放送

2月16日(日) あさ 5時00分放送

真っ白な世界~盲導犬で広がる視界~

大阪市の浅井純子さん(51)は6年前に視力を失いました。その彼女の"目"となっているのが盲導犬のヴィヴィッドです。1歳8カ月のときに浅井さんのもとにやってきて、8年間、片時も離れず過ごしてきました。
浅井さんの身体に異変が起きたのは30歳のときのこと。夫の茂さん(69)と結婚して約1年が経ったころ、突然周りがぼやけて見えたことが始まりでした。病名は「モーレン潰瘍」。角膜移植を繰り返しますが治療法はほかになく45歳で全盲に。生きる希望を失い、自殺を考えたこともありました。その後、現実を受け入れた浅井さんは、障害がある人に希望を与えたいと思い、誰よりも"笑顔"で、"前向き"に生きていくことを決めました。ヴィヴィッドとの生活がはじまると、社交ダンスやマラソンにチャレンジ。障害者の"常識"を打ち破ろうとしてきました。
浅井さんは目が見えなくなって気が付いたことがあります。全盲の世界は"真っ暗"ではなく、"真っ白"だということ。相棒ヴィヴィッドも10歳となり、盲導犬として引退する時が近づきました。「真っ白な世界」で生きる彼女と、相棒ヴィヴィッドの歩みを記録しました。

TOPICS

受賞のお知らせ

  • 第44回「地方の時代」映像祭2024 優秀賞・審査委員特別賞受賞

    『映像'24 政治家が最も恐れる男』

    (2024年6月30日放送)

最近の主な受賞から

  • 第44回「地方の時代」映像祭2024 優秀賞・審査委員特別賞受賞『映像'24 政治家が最も恐れる男』(2024年6月30日放送)
  • 第61回ギャラクシー賞テレビ部門入賞『映像'24 労組と弾圧~関西生コン事件を考える~』(2024年3月31日放送)
  • 第61回ギャラクシー賞奨励賞受賞『映像'24 記者たち~多数になびく社会のなかで~』(2024年3月3日放送)
  • 第31回坂田記念ジャーナリズム賞受賞『映像'23 小児性犯罪~当事者たちの証言~』(2023年7月30日放送)
  • JNNネットワーク協議会賞受賞『映像'23 小児性犯罪~当事者たちの証言~』(2023年7月30日放送)

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