荒木飛羽 北野日奈子
本田望結堀夏喜和田聰宏片岡礼子 / 松井玲奈
荒木 飛羽 / 黒瀬令児役
初主演ということと、令児を演じさせていただくことに、緊張と楽しみという感情があります。
もともとすごく大好きな作品で、ドラマ化されることがあるなら、「自分がやってみたい!」と思っていました。だからこそ、全力で黒瀬令児という人生を生きて、皆さんに作品を楽しんで頂けるように頑張ります。
北野日奈子 / 青江ナギ役
少年のアビス 青江ナギ役の北野日奈子です。今回、作品に参加させて頂けることが決まったタイミングで私は「少年のアビス」に出会ったのですが、「少年のアビス」に出会えてよかったと思っています。演じるにあたってナギちゃんの思いはどこにあるんだろうと考えれば考えるほど、深い深い川に落ちていきそうな感覚になるほど、ナギちゃんは影響力を持っています。ドラマのナギちゃんは周りの人にどんな影響を与えるのか、天使のような死神のような存在が皆さんの目にどう映るのか不安と楽しみな気持ちがあります。誰かの心を救うことができるようにナギちゃんとして「少年のアビス」を大切に大事に生きたいと思います。よろしくお願い致します!
本田望結 / 秋山朔子役
チャコ役は私の想像の遥か上をいく役で、出演させていただくことをすぐに決断できなかった経験は初めてでした。何度もスタッフの方々と話し合い、自問自答を繰り返し、様々な葛藤を乗り越え、チャコに出会えた事、本当に感謝しています。ダークな部分だけでなく、人を愛する形や無邪気な中に隠れたチャコの凄みに生きていくことや人を愛する勇気を貰えました。全身全霊で演じさせていただきます。ラストまで楽しみにしていて下さい!
堀夏喜 / 峰岸玄役
原作を読み、『少年のアビス』という作品の持つ暗くて深い魅力に、ページをめくるたびに心を惹きつけられました。
今回、峰岸玄という人物を通して作品の世界の一人になることができ、とても光栄です。
玄の言動に隠された本当の気持ちは何なのだろうと、彼の心の奥にある感情を探しながら彼を理解し演じさせていただきたいと思います。
松井玲奈 / 柴沢由里役
底知れない闇がある『少年のアビス』に参加することになりました。
私が演じる柴沢由里は、自分の生徒を助けた所から理性の歯車が狂い出します。
精神をすり減らしながらも、心を震わせ、没頭し、楽しめる役は初めてかもしれません。柴ちゃん先生と一体となれた時、体が粟立つようで、その感覚が病みつきにもなります。
知らず知らず"町"という世界の闇に身を投じている人々が、一筋の光をつかもうともがいている姿をぜひご覧いただきたいです。
和田聰宏 / 似非森浩作役
明るく振る舞っていたかと思えば、妙に冷めている。この男はいったい何を考えているのか…
そんな掴み所のない男だな、というのが脚本から受けた印象でしたが、何故だか、ふと影のある似非森に不思議な魅力を感じました。
その魅力をしっかりと表現出来るよう、自分自身に落とし込み演じていきたいと思います。
片岡礼子 / 黒瀬夕子役
今まで演じてきた母親役とは違う「夕子」を演じることが、簡単に想像がつきませんでした。
実際に現場に入ってみて、自分の想定していた演じ方とは違う形に着地していく感覚です。
誰でも「夕子」になりうるということを表現しようと思っております。夕子を正当化するわけでも、責めるわけでもなく、そうならざるを得なかった夕子に寄り添いながら、この物語を大切に描きたいと思います。
最後に…この原作をすでに読んでいた家族がドラマを見て、私を「夕子」として認めてくれたら本望です。
©峰浪りょう/集英社 ©ドラマ「少年のアビス」製作委員会・MBS
Comment:かとうみさと監督
峰浪りょう先生の昔からのファンとして、『少年のアビス』実写化の監督を出来たら今世に未練はないと周りに言い続け、実現させていただけたことが今でも夢のようです!
アビスがドラマという枠組みに飛び出すことでこの作品に共感し、救われる人たちがもっと増えたら良いなと思います。(主演の荒木飛羽くんの存在するだけで儚く人を惹きつけるオーラは令児そのものです!)
自分の誰にも見せられない気持ちに寄り添ってくれた「少年のアビス」を、心を込めて作っていきます。