京都アニメーション放火殺人事件の裁判で青葉真司被告が事件前日までのいきさつについて初めて話し「最後に狙いたいところが京アニになった」と明かしました。

京都アニメーションの第1スタジオに放火し36人を殺害した罪などに問われている青葉真司被告(45)の裁判は被告人質問が続いています。

青葉被告は事件を起こす3日前に京都を訪れたものの第1スタジオの場所を知らなかったため「下見をした」と話しました。

その理由について「ガソリンをまいて火をつけるため」と述べ「誰かに道を尋ねると証拠が残るので人との接触は最小限に抑えた」と明かしました。

事件については、「小説を落とされたりパクられたりされて根に持っていた。最後に狙いたいところがどこか考えた結果、闇の人物『ナンバーツー』の実行部隊である京アニになった」と話しました。