青葉真司被告(45)が京アニ事件前に計画していた「無差別殺人」について話しました。

 京都アニメーションのスタジオに放火し36人を殺害したなどの罪に問われている青葉被告の裁判。9月13日も弁護側による被告人質問が行なわれ、青葉被告は事件の約1か月前に埼玉県の大宮駅前で無差別殺人事件を起こそうとしていたと明かしました。

 理由について青葉被告は「大きな事件を起こさないと、警察の公安部の監視や京アニが作品をパクるのをやめないのではないかと思った」などと持論を展開。京アニ側に対して、“作品の盗用”が無差別殺人につながったとわからせる狙いがあったと主張しました。

 また、秋葉原での殺傷事件を参考に、刃物を6本購入して大宮駅に向かったものの思ったより人が少なかったことから、「この密集度では、誰かを刺してもすぐに逃げられ、大事件にならないと思った」と実行に至らなかった理由を話しました。

 9月14日からは検察側の被告人質問が行われます。