京都アニメーション放火殺人事件の裁判は、弁護側の被告人質問が続いています。青葉真司被告は、京アニ主催の賞に応募した自身の小説が落選したことについて「裏切られた」などと述べました。

2019年、京都アニメーションのスタジオに放火し36人を殺害したなどの罪に問われている青葉真司被告(45)の裁判。これまでに青葉被告が京アニが主催する「京アニ大賞」に小説を送ったものの、2作品とも落選したことが分かっています。

青葉被告は当時の心境について「がっかりしたし、裏切られたと思った」などと話しました。また、「受賞まではしなくても、編集者から目をつけられて何かしらの依頼があるとは思っていた」とも話しました。

また、落選させたのは「(闇の人物)『ナンバーツー』だ」と述べました。14日からは検察側の被告人質問が始まります。