京都アニメーション放火殺人事件の裁判は9月11日も被告人質問が行われています。青葉真司被告(45)は、事件前に仕事を転々と変えた理由について「派遣切りにあうとわかっていた」と語りました。
2019年、京アニのスタジオに放火し、36人を殺害したなどの罪に問われている青葉被告に対する2回目の被告人質問。11日の裁判は、青葉被告の移送に関する理由で午前10時半の開始予定から17分遅れて始まりました。
青葉被告は2008年ごろ、工場での仕事を転々としていた理由について、「リーマンショックがきて派遣切りにあうとわかっていたので自分から仕事をやめた」などと4つの理由を上げて説明。弁護側によりますと、青葉被告は実際、3回にわたり自ら派遣の仕事をやめたということです。
11日は終日、弁護側の被告人質問が行われます。