京都アニメーション放火殺人事件の裁判3日目。被告人質問が始まり、確保された直後の発言の真意や京アニ作品に関心を持ったきっかけが明らかになりました。
京アニ放火殺人事件の青葉真司被告(45)の裁判は、9月7日に被告人質問が始まりました。警察官に確保された直後に犯行の動機などを尋ねられた青葉被告が、「お前ら全部知っているだろ」と話した内容について、弁護人が「お前らとは誰のことか」と質問しました。これに対し青葉被告は「警察の公安部です」と答えたうえで、「警察が早く来たので疑問に思い、公安部なのではないかと思った」と述べました。
また、京アニ作品に関心を持ったきっかけは、埼玉県内の高校の定時制課程に通っていた際に、先輩から薦められたことだったと話しました。
全身やけどを負った身体の現状については、「汗腺と痛覚をほとんど取っ払っていて頭と胸以外は汗をかかず、痛みや温度も感じにくい」と説明しました。
被告人質問は来週以降も続きます。