36人が犠牲となった京都アニメーション放火殺人事件で起訴された男の裁判員裁判が、9月5日に始まります。刑事責任能力の有無が争点とみられ、143日間に及ぶ異例の長期審理となります。
4年前、京都アニメーションの第1スタジオが放火され、社員36人が死亡、32人が重軽傷を負いました。殺人などの罪で起訴された青葉真司被告(45)に対する裁判員裁判は、5日に始まります。最大の争点は「刑事責任能力」の有無とみられ、関係者によりますと、審理は「動機と経緯」「責任能力」「量刑」の3つに分けて進められ、審理は予備日を含めて32回、143日間に及びます。
12月には結審し、判決は来年1月25日の予定です。