4月や10月の番組改編だけでなく、どの曜日のどの時間帯にどんな番組を放送するのか、いわゆる「タイムテーブル」をつくる仕事。また、大きな災害や事件・事故が起きた場合には緊急特番に切り替えるなど、タイムテーブルを維持・管理する仕事。これらは、テレビ局の「編成」という部署が担っています。きょうは、その編成の仕事をご紹介します。
4月の番組審議会は、新たに、川瀬慈(かわせいつし)委員、栗栖義臣(くりすよしおみ)委員、西村久美子(にしむらくみこ)委員を加えた委員8人が出席して行なわれました。
議題は『4月改編』についてで、MBSから、毎週日曜日の夕方5時に、5年ぶりに、全国ネットのアニメ枠を復活させたことが説明されました。さらに、その日曜日の夕方5時から放送していた「所さんお届けモノです!」を、土曜日のあさ7時30分に移動させたことについては、世代を問わず良い視聴率が取れているこの番組で、土曜日の朝、他局の番組に多くの視聴者が固定されている現状に揺さぶりをかけたいといった意気込みが語られました。
MBSでは、2011年度から、小学5年生を対象とした出張授業を実施してきました。社会科学習の一環として、放送局の仕事への理解を深めてもらうために、報道記者やディレクターなど、番組制作の経験豊富な社員が講師となって、ニュースをはじめとする番組が、どのように作られ、放送されているのか、テレビの裏側を子どもたちに説明してきました。
一昨年度、昨年度は、新型コロナ感染拡大の影響で規模を縮小しましたが、2022年度は、感染動向を見極めながら、できる限り実施していく方針です。
「東洋と西洋の出会い」をテーマにした音楽イベント「音舞台シリーズ」。シリーズ34回目として行なった「西本願寺音舞台」の模様をまとめた番組の英語版が、2022年のニューヨークフェスティバル、ドキュメンタリー・芸術部門で、銅賞を受賞しました。