「副産物産店」 #297 2022年04月17日(日)放送

今回は、ものづくりの現場で出てしまう廃材を"副産物"と呼び、それらを仕入れ、加工、販売することでモノの価値や可能性を考えるアートユニット「副産物産店」を紹介します。メンバーは、京都市立芸術大学彫刻科出身の矢津吉隆さんと、博士課程彫刻専攻の山田毅さん。2人は、副産物を大学のゴミ捨て場やアーティストのアトリエから仕入れ、インテリアやアクセサリー、オブジェなどに加工。そのままで魅力的なモノは、パッケージに入れ直したりして販売し、資材循環に取り組んでいます。大学内のアトリエには、粉々に砕けた強化ガラスのパレットや使い古した漆の漉し紙など、ちょっと不思議で楽しい副産物が所狭しと置かれていました。
また不用になった楽器や副産物で作った楽器で演奏する楽団、副産物の自販機制作プロジェクト、海外のアーティストから副産物を収集する世界巡回箱など幅広い活動も紹介。サステナブルな現代アートの在り方を見つめます。


【INFORMATION】
●「副産物産店」webサイト
https://byproducts.thebase.in/

●「副産物産店」インスタグラム
https://www.instagram.com/fukusanbussanten/

●副産物の取扱店舗「物と視点」インスタグラム
https://www.instagram.com/mono_to_shiten/

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