蒔絵師・島本恵未 #108 2018年07月01日(日)放送

蒔絵師 島本恵未さん。漆芸工房「表望堂」で漆器の装飾や工芸品の修復を行っています。
漆器作りは分担作業で、塗師である夫の晃則さんが地の漆を、島本さんが蒔絵で装飾を施します。
自分の描いた絵が人に使ってもらえるものになることに非常に感動したという島本さん。
その時に、この世界でいこうと決めたそうです。

金と銀で表現できる美しさに魅了された島本さんは、ガラスに蒔絵を施すなど伝統的な手法で新しい試みをしています。
そしてもう一つ、島本さんが力を入れているのが...金継ぎです。割れた姿をそのままの形でより美しくしたい。「不足の美」を形にしています。
今回島本さんは、ある料亭から金継ぎの依頼を受けました。番組ではその取り組みをお伝えします。

【INFORMATION】
漆芸工房 表望堂
604-8242 京都市中京区柳水町88-8

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