陶板画作家・河原尚子 #75 2017年10月29日(日)放送

京都市左京区、哲学の道のほど近くに器の店「SIONE」があります。この店のオーナーで陶板画作家の河原尚子さんは、京焼を学び、その後佐賀県の有田焼の作家の下で修業したといいます。

陶板画とは、白磁の板に絵具を塗り重ね、何度も焼成する絵画のこと。金彩で絵柄の輪郭を描き、色釉薬で彩色を施しますが、ガラス成分を含んだ釉薬を盛るので、仕上がりは艶があり立体感に富む作品となります。

河原さんが近年取り組んでいるのは「読む器」シリーズ。料理やお茶を楽しむ時間にもっと潤いを持たせたいという思いで、物語を自作しストーリーに沿った絵柄の器を作っています。
そんな河原さんの仕事に迫ります。

【INFORMATION】
SIONE 銀閣寺本店
〒606-8406 京都市左京区浄土寺石橋町29

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