茶筒司・八木隆裕 #22 2016年09月25日(日)放送

明治8年創業、140年以上茶筒を作り続ける「開化堂」は日本で一番古い歴史を持つ手作り茶筒の老舗です。
その茶筒は、鑵本来の渋い美しさを楽しめる生地物(地肌を生かした塗装のない茶筒)で、絹にも似た手触りとまろやかな光沢が特徴。蓋を茶筒の口に合わせると、おのずと「すーっ」と閉まる精密さは手づくりならではのもの。使うほどに味が出、輝きが深まってゆくといいます。

その六代目茶筒司・八木隆裕さんは、2016年5月、店から5分の場所にカフェをオープン。店内には「開化堂」らしく銅製のアイテムが、数多くディスプレイされています。
さらに、コーヒー、コーヒドリッパー、カップ&ソーサーなど、店内のあらゆるものに京都の職人技が集結。茶筒づくりの明日を見据える八木さんの試みを紹介します。


【INFORMATION】
開化堂
〒600-8127 京都市下京区 河原町六条東入ル

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