全体あらすじ
人との関わりにトラウマを持つ大学生・空野かける(藤原大祐)は、とある授業で、目の見えない女性・冬月小春(永瀬莉子)と出会う。ある日、学生寮のルームメイト・鳴海潮のクラス会に無理やり参加させられたかけるは、そのクラス会にいた幼馴染の早瀬優子をきっかけに、小春と再会する。かけるはそこで、小春が目が見えないことを知るのだが、成り行きで小春の授業をサポートすることになってしまう。小春の明るさと前向きさに触れるうちに、惹かれていくかけるは、「打ち上げ花火を上げる」という小春の夢を叶えようと走り出す――!楽しむことを諦めてきた男子大学生が、強く生きる目の見えない女性に目に見えない恋をする切ない純愛ラブストーリー。
第1話
「目の見えない彼女と人を避けてきた青年」
- OP主題歌ver. -
- ED主題歌ver. -
人との関わりにトラウマを持つ大学生・空野かける(藤原大祐)は、とある授業で、一人静かに本を読む女性を見かける。ある日、学生寮のルームメイト・鳴海潮(曽野舜太)のクラス会に無理やり参加させられたかけるは、そのクラス会にいた幼馴染の早瀬優子(河村花)をきっかけに目の見えない女性・冬月小春(永瀬莉子)と出会う。彼女は、あの時教室で本を読んでいた女性だった。かけるはそこで、小春が目が見えないことを知るのだが、成り行きで小春の授業のサポートをすることになり――。
第2話
「知りたかったこと」
再び小春(永瀬莉子)の授業のサポートをすることにしたかける(藤原大祐)。さらに、小春の栞に書かれた「やりたいことリスト」の二つ目、「打ち上げ花火をあげる」を叶えるため、小春とかけるは浅草へ出かける。小春は人の多さに戸惑い、かけるは人混みでの小春のサポートに苦労しながらも、二人は少しずつ距離を縮めていく。そんな中、かけるは気になっていた“小春の目が見えなくなった理由”について、小春に尋ねる。過去を打ち明けた小春は、同情ではなく対等に接してくれるかけるの優しさに強く心を動かされ――。
第3話
「最初の一歩は誰でも怖い」
かける(藤原大祐)は、優子(河村花)に小春(永瀬莉子)への想いを問われ、鳴海(曽野舜太)からは「今逃したら次はない」と焚きつけられ、考え込む。一方、小春も母・陽華(映美くらら)からの言葉により、胸の奥に閉じ込めていた自分の想いと向き合い始めていた。そんな中、四人は小春の願いでもあった打ち上げ花火をあげる計画を立てる。迎えた当日、鳴海の計らいによってかけると小春は二人で打ち上げ花火をあげることになるが……。一方、鳴海の提案に乗ることになった優子は、かけるへの秘めた想いに蓋をしようとしていた。やがて日も暮れ、ゆっくりと時間をともにする中で、小春とかけるのお互いへの想いが加速しはじめて――。
第4話
「キスのあと、過去と喪失」
花火の帰り道、かける(藤原大祐)にキスをした小春(永瀬莉子)。しかし幸せなひとときの裏で、小春の体には異変が起き始めていた…。そんな中、かけるは亡き親友・ハルトの三回忌のため、優子(河村花)と共に地元へ戻る。ハルトの母親もまた、大切な人を失い、前へ進めずにいた。そんなハルトの母親に、小春と出会い変わり始めたかけるがかけた言葉とは―。過去の傷と向き合い、優子にも背中を押されたかけるは、小春のために意を決して、地元の景色とその時の自分の言葉を収めた動画を送る。しかし、その後小春との連絡が突然途絶え、小春と会えなくなってしまう…。その上、想像もしなかった残酷なことがかけるに訪れる――。
第5話
「透明より深い絶望」
連絡が途絶えていた小春(永瀬莉子)が病院にいると知り、向かったかける(藤原大祐)、鳴海(曽野舜太)、優子(河村花)。病院のキッズルームで子どもたちにピアノを弾いていた小春を見つけたかけるは、小春に声をかけるも、「誰なんですか」と言われ、拒絶されてしまう。小春はある理由で記憶が混濁してしまっていると小春の母・陽華(映美くらら)から聞き、衝撃を受けるかけるたち。一方、小春はボランティアとして病院のキッズルームで子どもたちにピアノを弾きながら過ごしていた。そんなある日、かけるは小春が記憶を思い出せなくても、小春と一緒に過ごす時間を増やそうとある行動に出る。しかし、そこでかけるは、想像もしていなかった現実に小春が苦しんでいたことを知る――!
第6話
「新たな約束」
小春(永瀬莉子)から余命があと半年であることを聞き、「私のことは忘れてください」と別れを告げられたかける(藤原大祐)。突然突きつけられた現実に、かけるはどうしたらいいか答えを見つけられずにいた。鳴海(曽野舜太)と優子(河村花)が、打ち上げ花火が好きな小春のためにと、年明けに開催される花火大会のチラシを見つけてくるが、かけるは何が正しいのか分からず思い悩んでいた。一方、小春は周りの大切な人を苦しめたくないという思いから、治療すら諦めようとしていたが…。
そんな中、小春の“黄色い栞”のことを思い出したかけるは、栞に書かれた“やりたいことリスト”がまだ終わってないことを知り、再び小春のために走り出す――!
第7話
「揺れる希望の中で」
年明けに行われる花火大会に行くことをかける(藤原大祐)と約束した小春(永瀬莉子)は、懸命なリハビリを続ける。一方でかけるは、回復が難しい状況にある小春の背中を押すことが無責任なことなのではないかと悩んでいた。そんな中、病院で小春の担当医である三浦(染谷俊之)から声をかけられたかけるは、三浦に自分の迷いを打ち明ける。かけるは、三浦の言葉を受け、小春の傍に寄り添い続けることを決意する。
一方、花火大会に向けて前向きにリハビリを頑張っている小春だったが胸の奥には不安や諦めの気持ちも芽生え始めており、ある夜、優子(河村花)に弱音を吐いてしまう…。
花火大会に向けて、それぞれの想いを旨に支え合う、小春とかける、鳴海(曽野舜太)、優子。希望は確かに近づいているように見えたが…。
第8話
「大切な宝物」
ようやく迎えた花火大会当日、突然体調が急変し、倒れてしまった小春(永瀬莉子)は、幸いにも意識を取り戻す。ここまで花火大会のために必死にリハビリに励んできたのに、花火大会に行けず落胆する小春に対し、かける(藤原大祐)は鳴海(曽野舜太)と優子(河村花)の協力のもと、病室で“ある計画”を実行する。それは奇跡のような時間で。病室で小春は、これまで言っていなかった花火が好きなもう一つの理由を、初めてかけるに告げる。それを聞いたかけるは…。
見えなくなっても、忘れてしまっても、確かに残るものがあると信じた二人の恋。
小春とかけるは、その想いを胸に、これからどのような道を歩んでいくのか――。