情熱大陸

プロレスラー Vol.1404

イヨ・スカイ

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05.17(日)

よる11:00

「私を幸せにできるのは、私しかいない」
最高峰のリングで舞う“女王”の生きる道

世界最大、アメリカのプロレス団体・WWE。その試合は、150か国以上10億人がテレビや配信を通じて熱狂しているといわれる。年に一度開催される大会「レッスルマニア」には6万人近い観客が訪れ、アメリカン・フットボールの「スーパーボウル」に匹敵する盛り上がりを見せる。
リングに上がるのは世界各国のトップ選手ばかり。そんなWWEに2018年、一人の日本人女性プロレスラーが参戦した。元体操選手だった彼女は、身体の柔らかさとバネを生かしたアクロバティックな技を駆使し、たちまち観客を魅了した。そして、去年。WWE女子世界王座にまで上り詰めた。それが、イヨ・スカイだ。
会場前にイヨが姿を現すと、途端に大歓声が湧き起こる。「IYO! IYO!」。サイン、ハイタッチ、ハグ、2ショット撮影...。彼女の人気は全米でうなぎのぼりだ。
WWEでは毎週月曜と金曜にテレビ中継のある試合が行われる。加えて、全米各地を巡る興行が組まれることも珍しくない。移動はすべて一人。空港やホテルと会場との往復には必ずレンタカーを運転し、食事もほとんど自炊だ。オーランドの自宅に帰ることができるのは週2、3日。空いた時間は全てトレーニングにあてる。そうして年間80試合近くに出場するというまさに「プロレス漬け」の毎日を8年間続けてきた。
取材を通じて見えてきたのは、常にストイックな姿。なぜこんなにもキツい生活を続けられるのか?「プロレスが楽しすぎてやめられない」。そう笑顔で話すイヨにこの春、人生の大きな転機と呼べる出来事があった。憧れ続けてきた選手との対戦。そして、私生活での変化。イヨはこの先、何を求め、どのような道を歩もうとしているのか。
最高峰の舞台は、決して生半可では生き抜けない。「弱さすら見てもらうのが、プロレスの魅力」。リングを愛してやまないその生き方は、どこまでも一途だ。

IYO SKY

1990年生まれ、神奈川県鎌倉市出身。
2007年に「紫雷イオ」のリングネームでデビュー、2012年に日本の女子プロレス団体「スターダム」入団。数々の大会で王座に輝き、一躍トップレスラーとなる。2015年にはその活躍が認められ、「女子プロレス大賞」を受賞。
さらなるステップアップを目指して2018年 WWEへ入団。単身アメリカへ渡る。2022年には「イヨ・スカイ(IYO SKY)」にリングネームを変更し、WWE女子タッグチーム王座を獲得。さらに2023年8月にはWWE女子王座を初戴冠。2025年にも女子世界王座を獲得した。
身体能力の高さに定評があり、得意技は「ムーンサルト」。

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