夜空に描く光のエンターテインメント!
若きクリエイター集団の熱き夏
夏の夜空を彩るのは、花火だけではない。
数百から数千機に及ぶドローンを飛ばしカラフルな光で立体的な映像を描くドローンショーは、2025年大阪・関西万博での披露をきっかけに国内でも注目を集め始めている。
その最前線を走るのが日本最大級のドローンショーチーム「レッドクリフ」だ。7年前に立ち上げたのは秋田県出身の佐々木孔明。今では60人を超え、ドローンショーの可能性に魅せられた若き力が集結している。
2026年夏、彼らの元にはさまざまな依頼が舞い込んだ。
宮城県女川町で愛されてきた海上花火「ナイアガラ」。しかし2011年の東日本大震災以来、「ナイアガラ」は途絶えてしまっていた。夏の風物詩を数百機のドローンで復活させたいという想いにチームで応える。
また一方、佐々木が向かったのは故郷の秋田県。東北三大祭りのひとつ「秋田竿燈まつり」で、270年の歴史の中で初めてドローンショーを開催するという一大プロジェクトだ。
観衆を驚かせるダイナミックなデザインと、緻密にして周到なプログラミング......ドローンショーに人生を懸けた若きクリエイター集団のひと夏を追う。
Komei Sasaki
佐々木孔明
1994年、秋田県生まれ。大学では建築学に進む。
在学中にバックパッカーとして世界を旅しながらドローンで各地を撮影。街中でもドローンが当たり前に飛び交う風景を目にし、その技術の進化と普及スピードに衝撃を受ける。
2019年「株式会社レッドクリフ」を起業。当初はドローンを使った空撮を主としていたが、2021年にドバイでドローンショーを見たことがきっかけとなり、ドローンショーの企画・演出・飛行運用を一貫して手がけるチーム運営に舵を切る。2025年大阪・関西万博で毎夜開催されたドローンショーでは期間中に累計140,194機のドローンを飛行させ、ギネス世界記録を樹立した。
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