MBS(毎日放送)

Episode

あらすじ

現実世界では居場所がなかった地味な女子高生 ・小春(白石聖)。いつも一人ぼっちな彼女の唯一の趣味はプラモデルをつくること。

ある日、小春は学校帰りに立ち寄った不思議な骨董屋で、「銃」のプラモデルと、「アリス」 という名のフィギュアを購入する。夢中になって組み立てたその日の夜、気づけばパラレルワールドに召喚されていた。そこは、バトルフィールドとなった無人の学校。

そばには小春が組み立てたアリス(大原優乃)がいて、まるで人間のように話し、プラモデルの「銃」を手渡し、戦いの始まりを告げる。その名も「ガールガンファイト」。

夢か現実かわからないまま、先輩の薄井夏菜(伊藤萌々香)や後輩の稲田秋帆(出口夏希)がチームメイトとして駆け寄ってきて、敵チームとの戦闘に参加することになる小春。敵はすべて同じ学校の生徒達。それは逃げられない悪夢の始まりだった…。

無情にも繰り返される「ガールガンファイト」に、小春の唯一の幼馴染で生徒会長を務める門脇松子(石井杏奈)が登場し、事態は大きく変わっていく。一方、あまりにも正体のわからないこのバトルに恐怖を覚え、戦闘を拒否する小春だが、皮肉にもバトルの才能を開花させていき…!?

#01

「真夜中の光弾女子高生」

学校で居場所が無かった、地味な女子・小春(白石聖)の、唯一の趣味はプラモデルを作ること。こっそり生徒に隠れてプラモデルを作る保健の先生・守山薫(和田雅成)と熱く語っていると、生徒会長の松子(石井杏奈)が居合わせ、「くだらない」と一蹴されてしまう…。そしてある日、小春は学校帰りに立ち寄った不思議な骨董屋で、店長(濱田岳)から“人生を変える”というプラモデルを購入する。夢中で組み立てたその夜…、気づけば不思議なパラレルワールドに召喚されていて――!? 目の前には、小春が組み立てたプラモデルの「アリス」(大原優乃)!? 夢か現実か分からないまま、脱出不能のサバイバルゲーム「ガールガンファイト」が幕を開ける―。

#02

「無邪気な殺戮者たち」

突如パラレルワールドに召喚され、「ガールガンファイト」に参加することになった小春(白石聖)。翌日、現実世界の学校で、小春はチームメイトの夏菜(伊藤萌々香)や秋帆(出口夏希)からガールガンファイトの仕組みを教わり、打ち解けていく。そしてこれまでは無縁だった〝友情〟に触れ始める小春だが、夏菜と秋帆は小春にある大きな隠し事を抱えていた…。
一方、小春が保健室で守山(和田雅成)と話していると、そこには松子(石井杏奈)の姿が。依然としてプラモデルに対し、抵抗がある様子で…。また、無情にも今夜もパラレルワールドに召喚され、現実を噛み締める小春。各チームのコマンダー、アリス(大原優乃)、ビアンカ(寺本莉緒)、シャーロット(石田桃香)、デイジー(安藤咲桜)の指令の下、今宵も血みどろなサバイバルゲーム「ガールガンファイト」が始まり…。

#03

「ヴァルキュリアの降臨」

「ラスイチ」だった水野(井頭愛海)がパラレルワールドで撃たれて絶命し、現実世界から存在が消えたことを受け、これはゲームではなく人殺しだと思った小春(白石聖)は銃を持つことが怖くなっていた。一方、ブラボータンゴには、水野に代わって新たに生徒会長の松子(石井杏奈)が、プレイヤーとして参加することになり、コマンダーのビアンカ(寺本莉緒)を差し置いて、指示を出し始め…!?

また、小春は夏菜(伊藤萌々香)も「ラスイチ」だということを知り、夏菜を死なせないため、アリス(大原優乃)に、より強力な銃である「ブラストガールガン」を取りに行く作戦を提案。一方で各チームの思惑は重なり、熾烈な争奪戦が始まって―!?

#04

「殺さない殺し合い」

「殺し合いをやめないか」と松子(石井杏奈)に提案した小春(白石聖)。コマンダーのアリス(大原優乃)の指示にも従わないと約束し、ある条件付きで了解を得ることに。そして、チャーリータンゴの一華(大原梓)と二葉(神南里奈)、三津恵(Hina)やデルタタンゴの北本(見上愛)、南(葵うたの)、東野(田辺桃子)にも現実世界で話を持ちかけた小春は、「ガールガンファイト」で殺し合いはしないとお互いに約束することに成功する。いざガールガンファイトが始まると、プレイヤー達の外れる光弾と異様な雰囲気に、アリスが気付き…!?

一方、プレイヤー達はファイト中にも関わらず教室に集い「誰も死なない記念のパーティ」を始めて…!?

#05

「プラモード」

松子(石井杏奈)から「ガールガンレディを信用するな」と言われた小春(白石聖)だったが、アリス(大原優乃)から過去にアルファタンゴのプレイヤーだった、まさみ(十味)の話を聞かされる。アルバムにあった当時の写真には、何やら見慣れない『プラモード』という戦闘方法が写っていて、ガールガンレディとプレイヤーの心が一つになった時にそれが発動すると夏菜(伊藤萌々香)と秋帆(出口夏希)から聞く小春だが…。
一方、敵チームであるデルタタンゴの東野(田辺桃子)から「ラスイチ」だと相談され、戸惑いを覚える小春。そして迎えた「ガールガンファイト」では、「ラスイチ」の夏菜をカバーしながら、フラッグを取りに行く作戦のアルファタンゴに、デルタタンゴの北本(見上愛)や東野が追い打ちをかけて絶体絶命の状況に―!?

#06

「疾走、背水の晩夏」

保健の先生・守山(和田雅成)から不思議な骨董屋の奥に、倉庫があることを聞いた小春(白石聖)。秋帆(出口夏希)に相談し、陸上の全国大会を控える夏菜(伊藤萌々香)には内緒でこっそり潜入することに…。忍び足で店内に入る2人だったが、案の定、店長(濱田岳)にバレてしまい、担任の星宮(朝比奈彩)にも報告されて謝る仕舞いに…。ガールガンレディの秘密が倉庫にあると考えた2人は、「ガールガンファイト中に侵入しよう」と夏菜にも提案。そして、パラレルワールドでアリス(大原優乃)に話すが、学校を囲む“ビリビリ壁”を開ける方法がなかなか見つからず…。一方、松子(石井杏奈)は、ブラボータンゴのコマンダー・ビアンカ(寺本莉緒)ではなく、何故かアリスにある相談を持ち掛け―!?

#07

「冬の訪れ、春の目覚め」

不思議な店長(濱田岳)が営む骨董屋の倉庫に、ついに潜入した小春(白石聖)と秋帆(出口夏希)。その中は、まるで宇宙船のように広く、「ガールガンファイト」で絶命したプレイヤー達の姿が剥製のように並んだ異様な空間になっていた…。怒りがこみ上げる小春と秋帆の背後から、光弾が放たれ、そこには松子(石井杏奈)の姿が―。そして、アリス(大原優乃)はある決心をする…。また、現実世界では夏菜(伊藤萌々香)の存在が消され、悲しい現実が待ち構えていた。小春は、秋帆と共に倉庫を確認すべく、店長に会いに行くが、店の倉庫はただの物置になっており、謎は深まるばかり。
一方、パラレルワールドでは、アルファタンゴに夏菜に代わって新たなプレイヤーが追加されることになり―!?

#08

「Girl Gun Lady」

新たにプレイヤーに加わった、夏菜の妹・冬美(伊藤萌々香)に「ガールガンファイト」について教える小春(白石聖)と秋帆(出口夏希)。アリス(大原優乃)を人間にし、チーム全員が生き残るためには、残りのファイトを全て勝ち、優勝することが必至になっていた。小春は「ラスイチ」になっていたが、アリスのためにも、全身全霊で戦うことを決める。そして、運命の最終決戦がついに幕を開ける――。
血みどろの戦いが行われる中、松子(石井杏奈)は2丁のブラストガールガンを連射し、小春を追い詰めていき…!?そして、銃を怖がっていた冬美にもある変化が―。

#09

「チェックメイトへの背信」

松子(石井杏奈)は、ガールガンレディだった…。過去の「ガールガンファイト」で優勝し、晴れてコマンダーから人間になれた松子だったが、新たな世界では、全く知らない記憶が作られていた。全てを告白した松子が、「最後の式典」の前に、生き残ったプレイヤー達にガールガンシステムを破壊できるという、プラモデル「ガールアーマー」を探そうと申し出る。小春らは、守山先生(和田雅成)が「ガールアーマー」を作ったM太郎だと疑い、星宮先生(朝比奈彩)にも協力を得て、聞き出そうとするが…?

#10

「終わらない明日へ」

全てが明らかになった。伝説のモデラ―M太郎が作り出した「ガールガンレディ」を買いそろえ、「ガールガンシステム」世界を作り出した、店長(濱田岳)。ついに、アリス(大原優乃)が人間になる儀式が始まるが、小春(白石聖)や秋帆(出口夏希)、冬美(伊藤萌々香)も不思議な力で拘束されて動けなくなってしまい…!?
アリスは人間になれるのか、そして小春たちは生きて元の世界に戻れるのか―。
衝撃のラストが明らかに…。

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