わたしと弟~在日女性が生きるいま~

2020年3月 1日(日)放送

わたしと弟~在日女性が生きるいま~

(3月は、予定を変更して1日に放送します)
赤貧の家庭で育ったせっちゃんは、2歳年下の弟、よっちゃんが大好きだった。弟がイジメられれば、仕返しにいった。時は流れ、アパートの一室でその弟が息絶える。
せっちゃんは、在日3世の辛淑玉(シン・スゴ)さん(61)。18歳でモデル業をこなし、その後に起業。人材育成コンサルタントとして注目され、多くの著書を執筆している。ところが3年前、悪意に満ちたデマを流され、「死ね」などの暴力的な言葉を集中的に浴びた。身にも危険を感じドイツへ渡ったが、去年10月、弟が急逝した。中卒で定職につけず、差別という風圧に苦み続けた弟。死亡する前日、「心臓が苦しい」と助けを求める電話を知人らにしていたが、救急車を呼ぶことなく翌朝、亡くなった。辛さんは大きな喪失感に苛まれる。
ドイツから東京の自宅に戻った辛さんは自問自答する。なぜ弟を救えなかったのか?なぜヘイトが溢れる息苦しい社会なのか?日本がかつて植民地とした朝鮮半島。弟の遺影とともに辛さんは韓国の慶尚南道にある父の故郷に向かった。在日として生きてきた姉と弟の余りに違いすぎた人生を通し、日本というこの国と社会のいまを見つめてみたい。

次回は、10月25日(日)深夜 1時20分から放送

アレルギーとぼく~食べて治して夢に向かって~(仮)

アレルギーとぼく~食べて治して夢に向かって~(仮)

映像’20は、1980年4月に「映像’80」のタイトルでスタートした
関西初のローカル・ドキュメンタリー番組です。

月1回、それも日曜日深夜の放送という地味な番組ながら、ドキュメンタリーファンからの根強い支持を頂いており、2020年4月で放送開始から40年になります。
この間、番組は国内外のコンクールで高い評価を受け、芸術祭賞を始め、日本民間放送連盟賞、日本ジャーナリスト会議賞、更にはテレビ界のアカデミー賞といわれる国際エミー賞の最優秀賞を受賞するなど、輝かしい成果を上げてきました。また、こうした長年にわたる地道な活動と実績に対して、2003年には放送批評懇談会から「ギャラクシー特別賞」を受賞しています。
これからも「地域に密着したドキュメンタリー」という原点にたえず立ちかえりながら、より高い水準の作品をめざして“時代を映す”さまざまなメッセージを発信し続けてまいります。

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