母を探して ~行方不明者家族の25年~

2020年2月 2日(日)放送

母を探して ~行方不明者家族の25年~

1995年に起きた阪神大震災の犠牲者の数は6434人、何度も報道されてきた人数です。しかし、実はいまも3人の行方不明者がいることは、あまり語られません。行方不明者家族のひとり、兵庫県加古川市に住む佐藤悦子さん。震災直後から佐藤さんは、母、正子さん(当時65)の行方を探し続けました。神戸市須磨区でひとり暮らしをしていた正子さんのアパートは、地震から数時間後、火災に見舞われましたが、正子さんの姿は何故か、見当たらなかったのです。
連絡が取れない母を探して、悦子さんは周辺の病院や避難所を訪ね歩き、自衛隊は何度も掘り起こしました。けれど、骨のかけらさえも見つかりませんでした。そんな中、警察は正子さんが、何らかの事情で行方をくらました可能性もあるとして、捜査を進めます。すると意外な事実が、判明します。母を探し続ける佐藤さんが、知ることになる母に関する「ある事実」とそのことによってめぐりあった新たな出会い...。
そして、今年の1月17日。佐藤さんは、慰霊行事が行われる神戸の東遊園地に向かいました。今年もめぐってきたこの日...。震災から25年を迎えてなお、「私は、遺族なのか、不明者家族なのか...」。いまも、戸惑い続けている佐藤さんの震災25年を見つめます。

次回は、7月26日(日)深夜 1時05分から放送

コロナと薬~ワクチン開発の期待と不安~

コロナと薬~ワクチン開発の期待と不安~

映像’20は、1980年4月に「映像’80」のタイトルでスタートした
関西初のローカル・ドキュメンタリー番組です。

月1回、それも日曜日深夜の放送という地味な番組ながら、ドキュメンタリーファンからの根強い支持を頂いており、2020年4月で放送開始から40年になります。
この間、番組は国内外のコンクールで高い評価を受け、芸術祭賞を始め、日本民間放送連盟賞、日本ジャーナリスト会議賞、更にはテレビ界のアカデミー賞といわれる国際エミー賞の最優秀賞を受賞するなど、輝かしい成果を上げてきました。また、こうした長年にわたる地道な活動と実績に対して、2003年には放送批評懇談会から「ギャラクシー特別賞」を受賞しています。
これからも「地域に密着したドキュメンタリー」という原点にたえず立ちかえりながら、より高い水準の作品をめざして“時代を映す”さまざまなメッセージを発信し続けてまいります。

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