帰ってきた脱走兵~ベトナム反戦運動・50年目の真実~

2018年4月29日(日)放送

帰ってきた脱走兵~ベトナム反戦運動・50年目の真実~

1967年11月。米ソ冷戦のさなかに、横浜港からソ連客船に乗り、4人のアメリカ人青年がひそかに出国した。ベトナム戦争に赴くため横須賀に寄港中の米海軍空母「イントレピッド」から、脱走した兵士たちだった。
「私たちはベトナムの戦地で殺し、殺されたくない」―そんな彼らを支援したのは、市民運動団体「べ平連(=ベトナムに平和を!市民連合)」だった。脱走後、東京や京都のメンバー宅に4人を匿い、ソ連経由で中立国のスウェーデンに逃がしたのだった。
その後「ベ平連」は記者会見し、4人自らが脱走の理由を語った映画「イントレピッドの4人」を上映するとともに、脱走の事実を発表したため、大ニュースとなった。
あれから50年。去年10月、脱走兵の一人クレイグ・アンダーソン(71)が日本に帰ってきた。スウェーデン滞在を経て、アメリカに戻ったアンダーソンだったが、当局に逮捕され、懲戒除隊の判決を受けた。脱走は彼の人生を大きく変えたが、「全く後悔していない」と語る。
トランプ政権や沖縄基地問題にも厳しい目を向けるアンダーソン。アメリカ人脱走兵の目をとおして、戦争が決して過去のものではない世界の現実と向き合う。

次回は、12月 5日(日)深夜 0時50分から放送

映像シリーズ500回スペシャル ~時代を映し続けて~

映像シリーズ500回スペシャル ~時代を映し続けて~

映像’21は、1980年4月に「映像’80」のタイトルでスタートした
関西初のローカル・ドキュメンタリー番組です。

月1回、それも日曜日深夜の放送という地味な番組ながら、ドキュメンタリーファンからの根強い支持を頂いており、2020年4月で放送開始から40年になります。
この間、番組は国内外のコンクールで高い評価を受け、芸術祭賞を始め、日本民間放送連盟賞、日本ジャーナリスト会議賞、更にはテレビ界のアカデミー賞といわれる国際エミー賞の最優秀賞を受賞するなど、輝かしい成果を上げてきました。また、こうした長年にわたる地道な活動と実績に対して、2003年には放送批評懇談会から「ギャラクシー特別賞」を受賞しています。
これからも「地域に密着したドキュメンタリー」という原点にたえず立ちかえりながら、より高い水準の作品をめざして“時代を映す”さまざまなメッセージを発信し続けてまいります。

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