MBS(毎日放送)

「歪んだ正義~止まらぬ攻撃の先に~」
(5月25日放送)

MBSドキュメンタリー 映像’25

真夜中のドキュメンタリズムから
黎明のドキュメントへ

映像’25は1980年4月に放送を開始した関西初のローカル・ドキュメンタリーです。
月1回、深夜の放送から日曜あさに移動し再放送やネット配信も充実させながら
テレビドキュメンタリーの発信を続けていきます。

過去の放送や見逃し配信はこちら

次回の放送

6月29日(日) あさ 5時00分放送

生と死をつむぐ(仮)

岐阜県大垣市で医療法人の理事長を務める沼口諭医師(63)。医院での診療だけでなく、訪問診療にも力を入れている。「これまで診てきた患者さんたちの看取りの場所を作りたい」との思いで2015年には、メディカルシェアハウス「アミターバ」を開設。高齢者施設にはせず、誰でも入れる環境を整えた。
「アミターバ」の特筆すべき点は、施設に臨床宗教師がいること。臨床宗教師は、資格を取った宗教者が医療の現場に立ち患者の心のケアにあたる。お布施をもらったり、布教したりすることは禁じられている。まだ、知らない人が多い職種だが、僧侶である沼口医師の強い希望でいま、5人の臨床宗教師が患者と向き合い「最後の日」まで心に寄り添い、生きがいを一緒に見つけていく。
ある女性は、趣味の絵を描くことを臨床宗教師とともに続け「生きる力」を得ている。また、ある女性は「俳句」を通して臨床宗教師や施設のスタッフたちと心の交流を続ける。
沼口医師は、訪問診療で末期がんの患者や様々な病と闘うひとたちに寄り添い、会話を積み重ねることで終末期や病の不安を取り除こうとする。地域に根付き「いのちのケア」を掲げ、新たな医療のカタチに取り組む沼口医師の日々をみつめる。

TOPICS

番組からのお知らせ

受賞のお知らせ

  • 第62回ギャラクシー賞奨励賞受賞

    『映像'24 国家の嘘と報道の任~北朝鮮帰国事業65年~』

    (2024年9月22日放送)

最近の主な受賞から

  • 第62回ギャラクシー賞奨励賞受賞『映像'24 国家の嘘と報道の任~北朝鮮帰国事業65年~』(2024年9月22日放送)
  • 貧困ジャーナリズム大賞2024受賞『映像'24 労組と弾圧~関西生コン事件を考える~』(2024年3月31日放送)
  • 第44回「地方の時代」映像祭2024 優秀賞・審査委員特別賞受賞『映像'24 政治家が最も恐れる男』(2024年6月30日放送)
  • 第61回ギャラクシー賞テレビ部門入賞『映像'24 労組と弾圧~関西生コン事件を考える~』(2024年3月31日放送)
  • 第61回ギャラクシー賞奨励賞受賞『映像'24 記者たち~多数になびく社会のなかで~』(2024年3月3日放送)

映像シリーズ40年を綴った冊子のダウンロードはこちら

番組公式Facebook

SHARE
X(旧Twitter)
Facebook