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「SUSHIの未来がここに 万博だけの超特別メニュー」大阪・関西万博 くら寿司/スシロー/近畿大学水産研究所

大阪・関西万博

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日本が世界に誇るソウルフード、お寿司。万博では大手回転ずしチェーン「くら寿司」「スシロー」に加え、近大マグロで知られる近畿大学など、海の幸が目白押し。閉幕が近づく中、改めて万博でしか食べられない、画期的なメニューを見ていきます。

▼回転レーンで世界を味わう「くら寿司」

会場の西ゲート側、フューチャーライフゾーンに出店する「くら寿司」。

通常のメニューに加え、万博に参加するおよそ70の国と地域の料理を、サイドメニューとして提供しています。

ケバブ(トルコ)、生春巻き(ベトナム)といった”有名どころ”はもちろん、キャッサバを揚げた「キャッサバ芋フライ」(ソロモン諸島)や、ココナッツクリーにかぼちゃをあえたデザート「コラックラブ」(インドネシア)など、日本ではなかなかお目にかかれない料理を、すしと一緒に味わうことができます。
【ソロモン諸島】キャッサバ芋フライ.jpg【インドネシア】コラックラブ.jpg
(画像上:キャッサバ芋フライ 画像下:コラックラブ)

見慣れぬ料理だからこそ、開発段階で各国の大使に試食をしてもらいお墨付きをもらうなど、忠実な再現にこだわったということです。

店内には、くら寿司史上最長の135mのレーンを設置(通常店舗は約90m)。おなじみ「びっくらポン」も各席に設置されます。

「くら寿司」で味わう異国体験、楽しんでみてはいかがでしょうか。

▼寿司屋の未来を体感「スシロー」

会場中央、静けさの森近くに出店するスシロー。通常メニューに加え、陸上養殖など完全養殖で育てた魚10種類を特別メニューとして提供します。

たとえば、「陸上育ちの磯まもりウニ」。陸上で昆布などを与えて育てることで旨味が凝縮し、また季節によるムラも受けないため、身の詰まったウニになるといいます。
陸上育ちの磯まもりウニ包み.jpg
(画像:陸上育ちの磯まもりウニ包み)

「陸上育ちのかわはぎポン酢ジュレ」は、陸上で育てることで生の肝まで安心して食べられ、ポン酢ジュレと絡めて濃厚な味わいを楽しむことができます。

※1日の販売数に限りがあります。
※仕入状況により、販売を中断/中止する場合があります。

「陸上養殖」というところから、店舗は海ではなく森をイメージ。回転レーンではなく、デジタルパネル状にレーンを再現した「デジロー」で注文できる未来の食体験、一足先に味わってみてはいかがでしょうか。

▼人生ではじめて食べる魚を 「近畿大学水産研究所」

ウォータープラザ近くに店舗を出店する近畿大学。”看板魚”の「近大マグロ」はもちろんですが、近畿大学が開発した交雑種=「サラブレッド魚」を味わうことができます。

たとえば、クエとタマカイをかけあわせた「クエタマ」。

クエのような淡白で上品な味わいでありながら、タマカイの食感をあわせもつ魚は、コリコリとした歯ごたえで、噛むほどに旨味があふれるそうです。

イシダイとイシガキダイをかけあわせた「キンダイ」、ブリとヒラマサをかけあわせた「ブリヒラ」など、3種類のサラブレッド魚を用意。
近大ブリヒラのぶどう山椒焼き.JPG
(画像:近大ブリヒラのぶどう山椒焼き)
会場店舗ではこれらがすべて一度に味わえる手桶寿司が味わえるということです。ほかにも、お造りの盛り合わせや定食、コース料理も楽しめます。

店舗の中には日本ウナギやクエ、タマカイが泳ぐ水槽が設置され、魚をながめながら海の幸を味わえるということです。

閉幕まで残り1か月あまり、改めて「SUSHIの未来」を味わいたいものです。

2025年09月10日(水)現在の情報です

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