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ミャクミャクどうした?巨大モニュメントの「表情一変」

大阪・関西万博

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3月27日夜の大阪市役所前。万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の表情が普段とどこか違います。向かって左、目に青い包帯を巻いているようにも…。まもなく大阪・関西万博の開催まで丸1年。このタイミングで、ミャクミャクのモニュメントの修復作業が行われていました。

623万円の予算かけた巨大モニュメント

(今月13日の記者リポート)「こちらのモニュメントに近づいてみますと、目の辺りに大きな傷が3か所ほどついていて、下の方をよく見ると破片とみられるものが散乱しています」

 大阪市によりますと、3月12日の午後11時ごろには異常がなかったものの、13日午前6時ごろに警備員が巡回していた際に十数cmの傷が複数あることに気付いたということです。

 ミャクミャク像は、万博開催500日前を記念して去年11月に設置され、幅約3.3m、高さは約2m、623万円あまりの予算がかけられています。大阪市は、ミャクミャク像が故意に傷つけられたとみて、警察に器物損壊の疑いで被害届を提出し受理されています。

テントの下で、修復作業が行われていた

 そして27日昼、大阪市役所前で、青いテントの中に横たわっているように見えるミャクミャク像。春の柔らかい日差しの中で横になっている のではなく・・。

本格的な補修作業が行われていました。傷つけられた部分をすこしづつ、大きく削っています。

大阪市によりますと、補修は今年度末までに終えて、あたらめて元の位置に展示する予定だということです。

すこし『青が多め』のミャクミャク、悲しそうな表情にも見えました。

2024年03月27日(水)現在の情報です

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