MBS(毎日放送)

松浦真也&森田まりこ (ヤンシー&マリコンヌ)

3代目“吉本新喜劇の顔”に選ばれた松浦真也さん、森田まりこさんにお話を伺いました。松浦真也さんは2005年、金の卵1個目オーディションに合格、森田まりこさんは2006年、金の卵2個目オーディションに合格し、新喜劇に入団。2人はパフォーマンス・ユニットコンビ「ヤンシー&マリコンヌ」としても人気を博しています。ギター担当のヤンシー(松浦真也)&ダンス、モノマネ担当のマリコンヌ(森田まりこ)の今後の活動についてもお伺いしました。

―2026年3月1日『吉本新喜劇記念日2026』での“新喜劇の顔”サプライズ発表から10日ほどが経ちました。現在の心境はいかがですか?

森田ほんまにサプライズだったんです。次は完全に(山田)花子姉さんだと思い込んでましたもん。花子姉さんも前日までちょっとドキドキしてたって(笑)。
松浦僕は全くドキドキしてなかったです。まりこちゃんはあり得るなっていうのは、ちょっと思ってたんですよ。で、「森田まりこ」って呼ばれたから、「あ、まりこよかったな」って。そしたら、「森田まりこと、……松浦真也」って続いたから「え? えぇー!?」って(笑)。
森田でも私、ビックリしたけど、ホッともしたよ。「ヤンシーもおる!」って。「森田まりこと…」ってなった時、夫の清水啓之君がドキドキしたらしい。でも松浦真也って発表があって、啓之君は「そりゃそうやな」って思ったらしいです。
松浦申し訳なかったです。
森田私は「よかった! ヤンシーとや!」と思って(笑)。
松浦ちょっと妙な三角関係がありまして。あくまでビジネス上のパートナーなんですけどね。
森田お互いにね。ドキドキも何にもないけどね。
(その後、寛平GMからお言葉はありましたか?)
森田「これから忙しくなると思うから頑張ってや~」って言ってくださいました。
松浦やっぱり新喜劇を広めることが一番重要というかね。
森田そうですね、新喜劇の魅力を全国へ、世界へ広げたいなと思います。どうしたらいいかは私たちも模索中ですね。

―前年度に“顔”を務めた西川忠志さんからのお声がけは?

森田忠志さんは「おめでとう!」って言ってくださった後、「あのね、顔になったら歌を出させてもらえると思うんです」って。(島田)珠代姉さん、忠志さんも歌を出してきはったんですよ。「僕も作らせてもらったけど、2人も歌を出してもらえると思うから。とにかく早く作って早く出した方がいい。そして、紅白に出よう!」って言われましたね。私は「はー、なるほどー」って。夢が広がりましたね。
松浦音ネタをやってるんで、そこら辺の期待とかはあると思うんです。期待というか、「やれよ」みたいな。「バンバン作れよ」みたいな。
(ヤンシー&マリコンヌは『マーチャンダイザー?(2023年)』と『おっちょこチョコレイト(2026年)』の楽曲をYouTubeでUPされていますね)
松浦ありがとうございます。これがですね、全然回ってなくて(笑)。申し訳ないぐらい。「これから広げていくからな!」って思ってます。
森田再生回数が2000回とか3000回とか、やばいやばい(笑)。
松浦アップした時ワクワクしてたんですけどね。とにかく数を作ってやっていきたいと思います。

―西川忠志さんは、初代“顔”の島田珠代さんから岡持ちのバトンを受け取ったとか。

松浦そうなんですか? もしかしたら今度の定例会見の時にあるかもしれないですね。楽しみですね。何かして忠志さんをビックリさせようかな。
森田ビックリさせよう!
松浦忠志さんリアクション面白いんで(笑)。

―そもそもコンビを組むきっかけは?

森田過去に『歌ネタ王決定戦』(MBS)っていう賞レースがあったんですけど、それに「松浦兄さん一緒に出てください」と私がお願いして。その前に私がたまたま、酒井藍ちゃんの夜の新喜劇のイベントで(酒井)藍 ちゃんと、松浦さんと私が校長と教頭のニコイチの役があったんですよ。その時のネタ合わせが楽しくできたので、『歌ネタ王決定戦』に応募する時に私一人じゃなくて「松浦さんと一緒にやりたいな」と思ってお誘いしました。それがきっかけで2分のネタを賞レースに向けて作ってて 。ネタが出来たのが歌ネタの本番前だったんですが、その頃、松浦さんに『アメトーーク!』(EX)から仕事が来て、ギター芸人で呼ばれていると。「俺を紹介してくれる時間があるみたいで、まりこ一緒に出てくれへんかな」って言われて。番組スタッフさんに「何かネタありますか?」と聞かれた時に「ちょうど、まりことやってる2分ネタがあります」って答えたそうで、番組がOKしてくださったんです。その時に初めて『リンボーダンス』ネタの原型をやったのが『アメトーーク!』だったんです。結果的に『歌ネタ王決定戦』より先に『アメトーーク!』がヤンシー&マリコンヌのデビューになりました。
松浦2017年ぐらいの話ですかね。
(松浦さんは、すち子&真也で『歌ネタ王決定戦2013』初代王者に輝きました)
松浦そうですね、まりこから話があったのは優勝してしばらくした後ですかね。
森田優勝して何年か経ってると思います。私はそれを忘れてて。すっちーさんと優勝した初代王者やのに。初代王者を誘うってなかなか勇気がいるじゃないですか。でも私、ほんまにその時「松浦さんとやりたい」と思って衝動的に誘ったんですよ。初代王者って忘れてて。あはははは(大笑い)。それで後から、とんでもない人を誘っちゃったと思って。「うわ、やばい」と思って「松浦さんすいません」って。でも「まりこやったらええよ」って言ってくれました。
松浦あんまり覚えてないですけど、そんな感じだったみたいです。

―最近では“りくりゅうペア”(ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得したフィギュアスケートペア)のモノマネがSNSでバズっていましたが、こういうネタ作りはどのように?

松浦りくりゅうは、まりこのほうがモノマネが得意というか、色々見つけ出してくるんで、今回も「やりません?」って。
森田りくりゅうペアが話題になっていた時に、友達とか周りの人から「(三浦)璃来さんがまりこさんにそっくりです」とか「似てるからやってほしい」っていうリクエストをいっぱいいただいたんです。喜んでもらえるならと思ってやってみたら、反響がたくさんあって、ちょっとビビったんです。そんなに似てたかなと思って。私もオリンピックでお2人の演技を見てめちゃくちゃ感動してたので、憧れからモノマネをしたくなって。
ヤンシーはもはや(木原)龍一さんのモノマネはしてないです。ただ私をリフトする係っていう。
松浦白シャツ着て腕まくっただけ(笑)。
森田夫の啓之君でもよかったけど、啓之君は力もないし身長も低いので。ヤンシーさんとやったらやっぱりしっくりくるというか。
松浦普段のネタ作りは、ほんまにああやこうや言いながら。どっちかがアイデア出して、それをオモロそうやみたいな、小ネタを2人で膨らますみたいな感じですね。
(『ぷるるん音頭』はどうやって?)
松浦ぷるるんも、まりこちゃんは元々、こういう動き(お尻をぷるるんとする)をやってて、あれは5年くらい前かな? ポシャったネタがあって、僕がまりこちゃんのお尻の動きに合わせて、こんな感じの音(ギターを弾きながら)を鳴らして。もうやらなくなってたんですけど、最近、舞台でやりだしたんかな?
森田私が「アハハハハ! モハハハハ!」ってネタをやった後に、ヤンシーがふと、くっつけたんかな。
松浦そう、その時のやつを思い出して。
森田私が舞台で掛け合いをやってる時にヤンシーがそばにいて 、「ジャカジャン♪」って、音をくっつけだして。それがウケたから、もう1回息を合わせてやったらもっとウケたので、段々定番化していったんだよね。次の公演でもやろうかって。
松浦そのうち、『ぷるるん音頭』を曲にしてみたいな。
森田私はアホな振り付けを考えてみたいな。
(と言いながら、ぷるるん音頭を披露)
松浦こういう感じで。
森田ネタ合わせの時もこうやって遊びながら、やったりします。それの派生でマジックショーとかでもやったりとか、そんな感じです。
森田今の「チャカチャン♪」の音を違う音にしてほしいとか。「こんなんどう?あんなんどう?」とか、ひらめいたことをすぐ言います。
松浦こだわりはまりこちゃんの方が強いので。この人が気分良くできるような感じにしています。
(この1年間もそんな感じで新しいネタを?)
松浦ネタを作るのに時間がかかるんで、回数増やして、面白いやつ、新しいやつをもっと作っていきたいです。

―今後の目標を教えてください。

松浦そうですね、お客さんの新規開拓をしたいですね。音楽やってますんで、この前もアイドルの方とのコラボに呼んでいただいて。そこのファンを取り込むっていうことをやっていきたいですね。やっぱり新喜劇が好きなので、僕らを見て「面白いな」って思って新喜劇を見に来てくれたら。たまに「お2人がきっかけで実際に来ました」って言ってくれる人もいるので。そういう人をどんどん増やしていきたいですね。
森田新喜劇の魅力を全国各地、世界にも広めていけたらと思ってます。2人とも苦手なSNSの発信もちびちび始めていかないとですね。
(苦手なんですか?)
森田そうなんですよ。あんまりしないですよね。
松浦僕はあんまりしないです。
森田私はインスタ(Instagram)だけなんですけど、自分からの発信も今までよりは増やして、いろんなジャンルの人たちと、私たちならではの歌と踊りでセッションしたり、コラボしたりして広めていけたらと思います。新喜劇を知らない人も見に行きたいなとか、大阪行こうかなとか、テレビ見ようかなとか、いろいろ興味を持ってもらえるようにしたいです。

―最後に、視聴者の方へメッセージをお願いします。

森田今までも、これからも吉本新喜劇を愛してくれてありがとうございます!
松浦コテコテとか言われるんですけれども、結構みんな一生懸命考えて新しいことをいっぱいしてますので、「よく見るやつやろ」と思わずに、もう一回新たな気持ちで、僕らをきっかけに新喜劇を見ていただけたら、めちゃめちゃ嬉しいです。

2026年3月11日談

プロフィール

松浦真也のギター演奏と森田まりこのダンスが融合した「ヤンシー&マリコンヌ」は、2017年7月に誕生した吉本新喜劇発のパフォーマンス・ユニットです。

過去のインタビューは【松浦真也】【森田まりこ】をご確認ください。

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