Talk Session
テレビ局のITエンジニアって、ぶっちゃけどう??
テレビ局のITエンジニアって、ぶっちゃけどう??
今、私たちMBSが積極的に採用を進めているITエンジニア。「テレビ局でITエンジニア?どんな仕事をするんだろう?」と思った方、少なくないと思います。 そこで今回、3名のITエンジニアが、入社動機や仕事のやりがいなどについて、ホンネで話す座談会を開催!彼らが感じているリアルに、ぜひ触れてみてください。
今、私たちMBSが積極的に採用を進めているITエンジニア。「テレビ局でITエンジニア?どんな仕事をするんだろう?」と思った方、少なくないと思います。 そこで今回、3名のITエンジニアが、入社動機や仕事のやりがいなどについて、ホンネで話す座談会を開催!彼らが感じているリアルに、ぜひ触れてみてください。
学問の面では、ソーシャルメディアの研究をしていました。教授がすごく魅力的な方で、私の研究にも惜しみない協力をしてくれたんです。 それが嬉しかったし、どうしても期待に応えたくて、我ながらむちゃくちゃ頑張っていました。ACMの国際学会学会に参加したのも、いい思い出です。
私も田中さんと同じく、情報システム関連の学科に在籍していました。研究のテーマは、生体情報を取り出してデータを分析すること。 学問以外の面では、アルバイトや野球のサークル活動に打ち込む傍ら、趣味でプログラミングをしていました。振り返ると、広く浅く、いろいろなことに手を出していた印象です。
私は田中さんや福島さんとはちょっと違うかもしれません。在籍していたのは経済学科でした。 ただ、広告やメディアにはそれなりに関わることがあって。アカペラサークルに在籍しており、プロモーションや演出用の映像を制作していたんです。それがきっかけになって、広告会社への入社を決めました。
MBSへの入社理由はふたつあります。 まず、テレビとデジタルの融合に魅力を感じたこと。そして、受託ではなく事業会社の立場で、いちデジタルサービスやプラットフォームの構築・改善に、長期的な目線で主体的に関わりたいと思ったことです。 前職ではWEBサイトやアプリ、オウンドメディアの開発・ディレクションをしていましたが、テレビのコンテンツ力、ユーザーに情報を届けるリーチ力はやっぱり強い。そこにデジタルやITを融合させると、もっとおもしろいことができるのでは、と思ったんです。
私は就職活動を始めたとき、テレビ局への就職は考えていませんでした。ただ、IT業界やSIerに身を置くことも選択肢になかったんです。 幅広い業界・業種を見ていくなかで「専門職よりも、ビジネスそのものを企画して手掛ける仕事に挑戦したい」という想いが強くなって、ビジネス職を第一の就職先にしていました。 そんななか、偶然、OB訪問のような形でMBSの方と話す機会をいただいたときに、いろいろな魅力を感じたんです。特に、ITを活かして新しいビジネスの創造に挑めることに心が惹かれましたね。
私も福島くんと同じく、就職活動を始めたときは、MBSは選択肢にありませんでした。研究の延長線上で、最初はSIerへの就職を考えていたんです。 ただ、専門職としてひとつの技術を突き詰める自分は想像できませんでした。それよりも、いろいろな新しいことに挑戦しているほうの自分にワクワクして。 当時のMBSは、テレビ局自体がITに興味を抱き始めた時期。「始まったばかりだから、何でもできそうだ」と胸が躍ったのが、一番の入社理由ですね。
まだ入社して間もないので、いろいろな経験をして勉強している最中です。でも、そのなかには、会社にとって重要で、かつ大規模なものも少なくありません。若手から責任ある仕事ができるのは、MBSの大きな魅力です。 たとえば今携わっていることのひとつに、リモートプロダクションの環境を構築する案件があります。ロケや撮影のときに、今までは現地に運んでいた機材や機能をできる限りスタジオで完結させる、というものです。 成功に向けて、ITの力は欠かせません。実現したら、テレビ業界で初。創造できるエンターテイメントも変化します。コンテンツビジネスもさらに進化するはず。そのはじまりに携われるのが嬉しいです。
私は、MBS動画イズムのリニューアルを完遂したことですね。 入社して間もなく参加した案件で、福島さんが言う通り「本当に、入社年数や年齢に関係なく、チャンスを与えてくれる会社なんだ」と思いました。 担当したのは、KPIの設定、サイトマップの構築、画面設計とデザイン、外部ブレーンへのディレクションや進行管理、検証…。先輩たちと一緒に一連の工程に携わらせていただきました。 「使いやすさを求める」というよりは「使いにくさを極力減らすこと」、「ユーザーが迷わずに目的を達成できること」、そういう顧客体験を叶えるにはどうすれば良いか、を試行錯誤しながら取り組んだプロジェクトでした。 何より経験できてよかったのは、テレビ局が発信するコンテンツの強さを改めて感じられたことです。そして、それを新しいカタチで届けるプラットフォームをつくるのは、ITエンジニアである私たち。事業会社だからこそできるチャレンジだと思います。
福島くんや川端くんの話が示す通り、MBSのITエンジニアって、携われる仕事の幅が本当に広いんです。万が一放送事故が起きれば、社会に大きな影響があります。責任は重大です。だからこそ、分野を横断して、お互いがクロスオーバーして案件に取り組む必要があります。 私が開発・運用・保守を担当する社内システムも、トラブルが起きれば放送事故につながる恐れがあるものです。自分の仕事が社会と直結していると思うと、日々、大きな緊張感を感じます。
そのなかで、入社してから今まで、たくさんの経験をすることができました。 4年目で携わったマスタ部分を更新する開発は、大きな思い出です。放送を止めてはならないというただ1点をKPIとして、巨額の資金で更新しました。その後は館内のネットワーク設備全更新もリーダーとして担当し、テレビ局のIT化におけるはじまりの部分から今日まで、さまざまな仕事に携わることができたと思っています。 いろいろなことに挑戦したかった私にとって「MBSは絶好の環境だ」と強く思いますね。
テレビ業界のIT化は始まったばかり。でも、技術レベルが他の業界より劣っているわけではありません。 MBSでも、いろいろな最新のAIを積極的に取り入れていく動きを強めています。私自身、どんなAIやITサービスが出ているかをリサーチしたり、それとMBSのビジネスを掛け合わせて可能性を探ったりする機会が少なくありません。 もし何かのポテンシャルになり得るものが見つかり、それを発信したら、実現に向けてたくさんの人が力を貸してくれます。「社会や業界に爪痕を残したい!」くらい強い想いを持つITエンジニア志望者がいたら、私は間違いなくMBSへの就職をオススメしたいですね。
福島くんが言うとおり、自分で何かを成し遂げたい人に絶好の環境だと思います。 なかでも好奇心が人一倍強い人にとっては、たくさんの刺激を受けられる環境ではないでしょうか。 一緒に働く人も、幅広い知識と知見、高いスキルを持つ人がたくさんいるし、田中さんがおっしゃるとおり、そのような人とクロスオーバーする機会も数多くあります。 私自身も、MBSに入社してから、自分が磨かれている手ごたえを強く感じています。
とにかく一度、テレビ放送局の選考に参加してもらいたいですね。 ITエンジニアとしてテレビ業界で働くイメージを持っている人は、きっと少ないと思います。事実、業界全体を見ても、ITエンジニアの数は少ないです。私たちの部署も規模は大きくありません。 逆に言えば、だからこそ、主体的に責任のある挑戦ができるし、チャンスは間違いなく多い。会社の駒になることは一切ありません。 しかもMBSは、一緒に働く人が本当にいい人ばかりです。福島くんの「たくさんの人が力を貸してくれる」という言葉には私も同意。自分の想像や実力を超えることを成し遂げる醍醐味は、MBSだからこそだと思います。