奈良県明日香村の神社に伝わる柄鏡が、国内最大の青銅鏡であることが分かりました。
「飛鳥坐神社」に伝わる柄鏡は、鏡面の直径が1メートル22センチ、重さは260キロにおよびます。
この鏡は、神社の拝殿に明治時代からかけられていて、2020年12月から奈良文化財研究所と奈良国立博物館が調査を行っていました。
その結果、鏡は江戸時代につくられた国内最大の青銅鏡で、当初、伊勢地域で奉納され、その後、飛鳥地域まで運ばれてきた可能性があるということです。
柄鏡は5月24日に飛鳥坐神社で特別公開されます。