5月22日(木)の近畿地方は、早朝まで雨脚が強まるおそれがあります。雷を伴って非常に激しい雨の降る所もありそうです。

 前線上の低気圧が近畿地方の南の海上を進むでしょう。この前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になりそうです。

 近畿各地で明け方にかけて、激しい雨や非常に激しい雨の降る所があるでしょう。低い土地の浸水や川の増水、土砂災害などに十分注意してください。雨は、朝にはやむ所が多く、通勤通学の時間帯は傘を持たずにすむ所も多くなりそうです。

 ただ、北部は北から湿った空気が流れ込む影響で、日中も断続的に雨が降るでしょう。日本海側では、洗濯物は確実に部屋干しにするようにしてください。

 朝の最低気温は19~22℃くらいでしょう。日中の最高気温は中部と南部は29℃くらいの所が多く、昼間は蒸し暑さが続きそうですが、北部は前日よりも大幅に低くなって、22~23℃の見込みです。

 京阪神から南の地域も次第に北風に変わり、夕方以降は涼しくなってきそうですので、外出時は行きと帰りの体感の差にご注意ください。

 23日(金)は一度晴れ間が戻りますが、24日(土)から25日(日)は再び広い範囲で雨が降る見込みです。