くら寿司が万博店での「予約」が転売されていると発表。転売、購入しないよう注意喚起です。

 多くの来場者が連日訪れる大阪・関西万博。人気の施設では予約枠の転売の動きが…

 「くら寿司 大阪・関西万博店」は70の国と地域の代表的な料理を楽しめるとあって連日盛況。アプリの予約サイトは1か月先まで埋まっている状況です。

 そうしたなか、くら寿司はこの予約枠がSNS上などで転売されていることを明らかにしたうえで、不正な転売・購入を行わないよう呼びかけています。

 「(転売は)ちょっとありえないかなと思いますね」
 「(欲しいチケットが転売されていたら買う?)ないです、ないです。倫理的に」

 一方、ミケランジェロの彫刻「キリストの復活」の展示が始まったイタリアパビリオン。こちらも専用アプリの事前予約は、常に完売。そのため待ち列は、大屋根リングの下まで及び、3時間待ちも珍しくありません。

 そのせいか、公式サイトと無関係のサイトで、イタリアパビリオンに入場できるQRコードが転売されています。中には、5000円の値がついているものも…。

 「とんでもないですね。でも、それを使いたい気持ちも分かる。正直。でもよくないですよね」

 (イタリア マリオ・ヴァッターニ政府代表)
 「それは残念で不幸なことです。万博の精神にも反しています」

 こうした予約枠の転売について。博覧会協会副会長で大阪市の横山市長も厳しい対応をとる構えです。

 (大阪市 横山英幸市長)
 「予約の取り消しや法的措置も含めて、協会でも考えていくことになると思う。厳しい姿勢で臨んでいきたいと思います」