大阪・関西万博で5月31日に予定されているネパールの「ナショナルデー」が、延期される見通しであることが分かりました。

 ネパールは自前でパビリオンを建設する国のひとつですが、工事費用の一部が建設会社に支払われず、今年1月中旬から作業が中断。いまも開館のめどは立っていません。

 万博では参加する国や地域に対して、記念式典やイベントを主催する「ナショナルデー」が1日ずつ設定されています。

 大阪府の関係者によりますと、5月31日に予定されているネパールのナショナルデーについて、パビリオンが未完成のままでは開催が難しいとして、延期の方向で調整していることが分かりました。

 今回の万博でナショナルデーが延期されるのは初めてです。