19日、神戸市北区の住宅で年齢不詳の女性の遺体を遺棄したとして、自称・無職の40歳の男が逮捕されました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、神戸市北区の自称無職の齋藤崇容疑者(40)です。
警察によりますと、齋藤容疑者は19日午前11時20分過ぎ、北区筑紫が丘にある自宅で女性が死亡しているのを発見しながらも放置し、遺体を遺棄した疑いが持たれています。
別の事件で齋藤容疑者を捜査中だった警察官が、18日に「公園に不審者がいる」との通報を受け駆けつけたところ、齋藤容疑者を発見。翌日、齋藤容疑者の自宅を捜索したところ、一階の一室であおむけで横たわっていた女性の遺体を発見したということです。
遺体は腐敗が激しく、年齢などは分かっていないということですが、体に明確な刺し傷や切り傷などはなかったということです。またこの家は齋藤容疑者と母親の2人暮らしだったということです。
警察の取り調べに対し、齋藤容疑者は容疑を否認していますが、「死体は母だと思います」「凍死だと思います」などと話しているということで、警察は遺体の身元の確認を進めるとともに、齋藤容疑者から話を聞くなどして、事件の詳しい状況を捜査しています。