京都市の保育園では、交通事故で亡くなった男の子が育てていたひまわりの種を通し、命の大切さについて学ぶ取り組みが行われました。

 5月17日、子どもたちが花壇に植えたのは、ひまわりの種です。この種は2011年、京都府木津川市で起きた交通事故で亡くなった東陽大くん(当時4)が育てていたものを京都府警が受け継いだもので、命の大切さや交通ルールを学ぶ「ひまわりの絆プロジェクト」として、全国、またカンボジアなど海外にも広がっています。

 (陽大くんの父・東圭一さん)「少しでもきょうのことを来年も再来年も思い出していただいて。きょう植えていただいたお子さんたちが交通事故に遭わないようになればいいなと思いました」

 ひまわりは夏頃、咲く予定だということです。