5月17日午前、京都府京丹後市で競技中のカヌーが強風で転覆し、選手計42人が海に投げ出されました。

 17日午前10時ごろ、京丹後市の久美浜湾で行われていたカヌー競技の大会関係者から「数十人が転覆した」と警察に通報がありました。

 海上保安庁などによりますと、当時、湾ではカヌー競技が行われていましたが、強風が吹きカヌーに乗っていた選手計42人が海に投げ出されました。その後、全員が救助され、うち6人が病院に搬送されましたが、いずれも軽傷だということです。

 (転覆した選手) 「波が強くて船の中に水が入ってきて、船も沈むような状況。(始まる前は)あんまり(風が)吹いていなくて、始まってから吹いてきた」

 また、兵庫県の西宮浜沖でも17日午前9時半すぎ、ヨットが強風で転覆し大学生ら16人が海に投げ出されましたが、全員救助されけが人はいないということです。

 17日は近畿地方の広い範囲で強風注意報が出されていました。