17日午前、大阪府堺市にある製油所でガス漏れ事故があり、従業員3人が病院に搬送され、うち1人が死亡しました。
午前10時ごろ、堺市西区にあるENEOS堺製油所で「ガスを吸った2人が足場の上で倒れている」と119番通報がありました。
警察や消防によりますと、プラント内で男性従業員2人が倒れていて、意識不明の状態で病院に運ばれ、このうち1人の死亡が確認されました。また、別の男性従業員1人も搬送されましたが意識はあるということです。
当時、現場では2年に1度の定期修理工事が行われていて、作業中に配管から硫化水素とみられるガスが漏れ出たということです。
周辺の住民などへの影響は確認されておらず、警察はENEOS側から事情を聴くなどして事故の原因を調べています。