びわ湖の花火大会。有料観覧席の抽選販売が始まりました。

 滋賀県大津市で行われる「びわ湖大花火大会」。今年も8月8日に開催され、約1万発の花火が打ち上げられる予定です。

 実行委員会は、安全対策の一環として設けている「有料観覧エリア」を去年よりも1700人分多い6万4000人分を用意していて、抽選販売の受付を5月16日に始めました。価格は最も安い「イス席」は500円値上げし、6800円で販売。最大1万円の値上げとなっている有料席もあり、実行委員会は花火の打ち上げ費用が高くなるなど運営費用が増加していることが理由だとしています。

 また、今年も歩行者が立ち止まり混雑することを防ぐための高さ約4mの「目隠しフェンス」も設置される予定です。

 地元住民は…

 「去年も有料観覧席で私は見ましたけど、悪くないんじゃないのかなと思います。ゆっくりと見られる」
 「なるべく有料にしないほうが僕はいいと思いますけどね。みんなが見れるように。やっぱりかなり有料観覧席って料金が高いので」
 「費用が全くかからないっていうことではないので、そのためにも有料席は有効かなと思うんですけど、どんどん増えるっていうことであればちょっと疑問もありつつ」

 実行委員会は約30万人の観客を見込んでいます。