大阪・関西万博会場の海外パビリオンに飾られていたミャクミャクのぬいぐるみが盗まれたことがわかりました。
バルト館の担当者はきょう、キャラクターのバラビちゃんを抱いてインタビューに応じ、「彼らは二人でここに立っていました。今はバラビちゃんが一人になりました。悲しくて寂しい。友人がいなくなりました」と、万博会場内での盗難に失望しています。
4月に撮影された映像では、建物に入ったすぐのところに、バルトパビリオンのキャラクター「バラビちゃん」と「ミャクミャク」が並んで来場者を迎えていました。
バルト館の担当者によりますと、今月13日正午ごろ、入口付近に置いていた全長40センチほどのミャクミャクのぬいぐるみ1体が盗まれたということです。
「ぬいぐるみがあったところには今はお客さんが作ったという風船のミャクミャクが置かれています」(記者リポート)
バルト館の担当者は、「ここにミャクミャクのぬいぐるみがありましたが、盗まれたことが分かりました。私たちはみんな悲しく、一番悲しいのはバラビちゃんです。自分の荷物などは守ったほうがいいとほかの人に伝えたい」と話しました。
駐日リトアニア大使は、「バルト館で一生懸命に仕事をしていたミャクミャクは突然消えてしまいましたどこへいらっしゃっているのでしょうか?皆さん、見つかったら教えてください」とXに投稿しています。
バルト館は、事件化は望んでいないとして、警察に被害届は出さないということです。