16日午前8時44分ごろ、東海道山陽新幹線の新神戸駅ー西明石駅間を走行中の「のぞみ1号(東京発博多行き)」の運転士が、通常と違う「ボン」という音を確認しました。
JR西日本によりますと、運転士がその場に新幹線を停車させて、乗務員らで車両確認を行ったところ、車両に異常はなく、約15分後に運転を再開させました。
点検の際、先頭車両のボンネット部分に、鳥の羽のようなものと血痕が付着していたということで、新幹線に鳥が衝突した可能性があるということです。
航空機と鳥との衝突は「バードストライク」と呼ばれています。
この列車を含む新幹線16本に最大18分の遅れが生じ、約8000人に影響があったということです。