夏の京野菜「万願寺甘とう」の出荷が京都府舞鶴市で始まりました。

 京都の伝統野菜として知られる「万願寺甘とう」。長さ15cmほどの大型の唐辛子で、普通の唐辛子と違って肉厚で甘味があるのが特徴です。今年は春先の冷え込みで生育が心配されましたが、徹底した温度管理によって質・量ともに上々の出来だということです。

 (舞鶴万願寺甘とう部会 三谷亜里沙さん)「焼いてかつお節をかけてポン酢やしょうゆをかけてかぶりついてもらいたいです」

 万願寺甘とうは実の長さや形などで選別し袋詰めされると、11月下旬まで京阪神を中心に出荷されるということです。