斎藤知事を告発した元県民局長の私的な情報などがSNS上に流出した問題。知事が陳謝です。
(兵庫県 斎藤元彦知事)「県民の皆さまにご心配をおかけしていることは大変申し訳なく思っている」
5月14日、謝罪の言葉を述べた斎藤知事。知事のパワハラ疑惑などを告発した元県民局長の私的な情報などが立花孝志氏らに流出し、SNS上で拡散された問題については13日、県の第三者委員会が調査結果を公表。
SNS上で拡散された情報が「県保有の情報と同一の可能性が高い」としたうえで、「県職員から漏えいした可能性が極めて高い」と判断。情報の流出については「公益通報には該当しない」と結論付けました。
県は漏えいが地方公務員法の守秘義務違反にあたるとして、容疑者不詳のまま兵庫県警に告発状を提出した一方、立花氏は県職員から情報提供を受けたと明かしていました。
(兵庫県 斎藤元彦知事)「県職員から情報が漏洩した可能性が高いことは重く受け止めなければいけない。削除要請については法的な観点のハードルも一定ある。難しい面もあるということだと思います」
県は今後、情報セキュリティの強化などを実施するとしています。