兵庫県丹波篠山市では、新茶の収穫が最盛期を迎えています。

 あたり一面を埋め尽くす鮮やかな緑色。新茶の季節を迎えた「丹波篠山茶」です。平安時代には朝廷に献上されていたとされ、現在は兵庫県の茶葉出荷量の7割を占めています。

 昼夜の寒暖差が大きい山間部でゆっくりと栄養分を吸収して成長するため、うまみや甘みが増すといいます。

 今年の収穫量は去年の猛暑などの影響で例年の半分くらいの見込みですが、その分、茶葉に栄養が凝縮され、味・香りともに上々の出来とのことです。

 収穫は5月25日ごろまで続くということです。