5月13日で開幕から1か月となる大阪・関西万博。チケット販売枚数、入場者数ともに黒字化の目安となる想定には達していない状況です。
開幕から1か月の13日、万博会場には朝から多くの来場者が訪れました。博覧会協会によりますと、来場者数は12日時点で261万人を超えたということです。12日、協会の石毛博行事務総長は、9日時点のチケット販売枚数は1138万枚を超えたと発表。前の週から50万枚近く売り上げを伸ばしているほか、来場者数の推移についても「順調だ」と評価しました。
(博覧会協会 石毛博行事務総長)「愛知万博の時の数字と比べてもそれなりのレベルになっている。ゲート運営の仕方など改善をはかってきています。もっと高い数字になってくるのではないかと思っています」
一方で、チケット販売枚数の黒字化の目安である1840万枚を達成できるかどうかについては「判断の時期が早くまだ見通せない」などと述べ、慎重な姿勢を見せました。