開幕から1か月の節目となった大阪・関西万博。30日目となった5月12日の来場者数は11万3000人であることを発表しました。一般の来場者数は約9万5000人だということです。
▼「2820万人は想定であり目標ではない」
博覧会協会によりますと、11日までの累計の来場者数は関係者を含めると302万1884人と、300万人を突破したと明らかにしました。一般の来場者数は、251万9049人となっています。
一方で博覧会協会は、10月までの会期中に2820万人の来場を想定していますが、想定の人数に達するには1日平均で約15万人必要ですが、現状では下回っています。
この点について、石毛事務総長は12日の会見で「万博前半は後半と比べて少ない。ゲートの運営の仕方を改善などしていくつもりですので、もっと高い数字になるのでは」と述べました。また、想定の2820万人の数字について、石毛事務総長は「想定であり目標ではない」としました。
一方で、伊東良孝・万博担当大臣は4月に「2820万人」という数字について、「関係者を除いた、チケット購入者のみの人数」との見解を示しています。
また、チケットの販売枚数は9日時点で約1138万枚だということで、博覧会協会は「開幕以降ゲート前の運営の習熟状況などを踏まえ、土日祝の午前中の予約枠を拡大していて順調に推移している」と評価しています。
【これまでの来場者数の推移(関係者の数)】
1日目 13日(日) 14万6426人(2万2000人)
2日目 14日(月) 7万488人(1万7000人)
3日目 15日(火) 6万3719人(1万6000人)
4日目 16日(水) 7万3869人(1万5000人)
5日目 17日(木) 8万2692人(1万5000人)
6日目 18日(金) 9万3908人(1万5000人)
7日目 19日(土) 10万8773人(1万5000人)
8日目 20日(日) 9万5524人(1万6142人)
9日目 21日(月) 9万9638人(1万7352人)
10日目 22日(火) 10万3729人(1万7099人)
11日目 23日(水) 9万9140人(1万7795人)
12日目 24日(木) 10万8888人(1万7376人)
13日目 25日(金) 11万759人(1万7591人)
14日目 26日(土) 12万2102人(1万7299人)
15日目 27日(日)10万2015人(1万6985人)
16日目 28日(月)12万1282人(1万7465人)
17日目 29日(火)9万7559人(1万7813人)
18日目 30日(水)10万1397人(1万7621人)
19日目 5月1日(木)10万5945人(1万7548人)
20日目 5月2日(金)10万4805人(1万7741人)
21日目 5月3日(土)12万696人(1万7886人)
22日目 5月4日(日)13万6805人(1万6289人)
23日目 5月5日(月)12万6371人(1万6804人)
24日目 5月6日(火)7万6517人(1万6935人)
25日目 5月7日(水)9万1688人(1万6932人)
26日目 5月8日(木)10万5449人(1万8578人)
27日目 5月9日(金)10万5782人(1万9813人)
28日目 5月10日(土)12万8918人(2万1373人)
29日目 5月11日(日)11万7000人(1万8000人)