大阪・関西万博は開幕から約1か月となります。博覧会協会は10日までの来場者数について、関係者を含めて、290万4884人であると明らかにしました。11日の来場者数の速報値を含めると、関係者を含めた来場者数が302万1884人と、300万人を突破したと明らかにしました。

 博覧会協会によりますと、4月13日の開幕から5月10日までの来場者数について、290万4884人(関係者含む)、一般の来場者数は約242万人であるということです。

 また、チケットの販売枚数は9日時点で約1138万枚だということです。博覧会協会は「開幕以降ゲート前の運営の習熟状況などを踏まえ、土日祝の午前中の予約枠を拡大していて順調に推移している」としています。

 一方で博覧会協会は、10月までの会期中に2820万人の来場を想定していますが、想定の人数に達するには1日平均で約15万人のペースが必要ですが、現状ではそれを下回っています。

 この点について、石毛事務総長は「万博前半は後半と比べて少ない。ゲートの運営の仕方を改善などしていくつもりですので、もっと高い数字になるのでは」と述べました。

 また、想定の2820万人の数字について、石毛事務総長は「想定であり目標ではない」と述べました。

 GW期間中(4月26日~5月6日)の大阪・関西万博の累計の来場者数は、関係者を含めて120万1842人、一般の来場者は101万1483人でした。

 また、これまでに最多の来場者数は開幕日の4月13日の14万6426人、一般来場者は12万4339人となっています。