京都府福知山市で、田植えの体験会がありました。毎年のイベントですが、今年はここでも「コメの品薄」が話題になっていました。

 福知山市の毛原地区は、標高約200メートルの高地に600枚の棚田が広がり、農林水産省の「日本の棚田百選」に選ばれています。

 美しい景観を活かしながら地域活性化を図ろうと、毎年、田植え体験が行われ、今年も家族連れなど約60人が日本酒用の米を植えました。

(参加した家族)「お兄ちゃんは楽しいみたいなんですけど、下の子はちょっと(田んぼが)初めてでどうしようって(泣いている)。」

(参加した男性)「最近、コメも品薄ということで、ちょっとでもお力になれたらと思い参加しました。」

 体験した家族らには、食卓に嬉しい参加賞も。棚田で実ったコシヒカリが1人およそ4合(600グラム)ずつ配られました。