現役時代、ヴィッセル神戸などに所属した近藤岳登さんがゲストで登場。古巣が1年ぶりに喫した連敗の原因を分析した。
1年ぶりの連敗となった神戸だが、そもそもこの1年間は連敗がなかった。その理由として近藤さんは、“ある選手”の存在を指摘し、「戦うメンタリティーを植え付けている」と力説した。
▼「戦うメンタリティーを植え付けている」“ある選手”とは?
関西のサッカー情報を中心に扱うMBSのJリーグ応援番組『KICK OFF! KANSAI』。5月11日(日)の放送では、ヴィッセル神戸などで活躍した近藤岳登さんをゲストに迎えた。
神戸はJ1リーグ第16節でFC東京と対戦。後半アディショナルタイムまで0-0の時間が続いたが、終了間際にPKを与えてしまい、悔しい敗戦を喫した。
2連覇中の王者が痛恨の2連敗。一方、近藤さんは「神戸はここ1年間連敗がなかった」と指摘。去年の第14節・第15節以来の連敗となった神戸が“なぜ負けないか”を力説した。
(近藤岳登さん)「僕は酒井高徳と親交があって、酒井高徳がいる限り連敗がないと思っていた。負けた後の切り替えがすごい。ヴィッセル神戸が2連覇することになったのは酒井高徳が来たからだと思っている。戦うメンタリティーを植え付けていると思う」
かつて小川慶治朗選手(現・横浜FC)が酒井選手に「高徳さん、プレッシャーを感じることがあるのか?」と聞いた際、「ないよ。Jリーグに帰ってきたら一切感じない。誰もボールを取りに来ない」と話したというエピソードも披露。酒井選手はチームに「強くいけ!」と徹底的に勝者のメンタリティーを植え付けたといい、近藤さんは「だから(神戸は)連敗しないなと感じていた。それだけに(課題は)決定力不足だと思う」と、悔しい結果を振り返っていた。
(MBS「KICK OFF! KANSAI」2025年5月11日(日)深夜0:50-1:20放送分の収録より)