10日午前、大阪市城東区で水道管が破裂し道路に冠水した事故で、破裂した水道管は敷設から50年以上経過していることがわかりました。大阪市水道局は老朽化による破損の可能性もあるとしています。
警察によりますと、10日午前7時過ぎ大阪市城東区の東中浜小学校前の市道で「道路から水があふれている」と通行中の男性から通報がありました。
これまでのところけが人はいないということです。
小学校そばの市道や公園のグラウンドが広範囲にわたり冠水し周辺の道路が交通規制されました。
大阪市水道局によりますと、破裂した水道管は500ミリのもので、1966年と59年前に敷設されたということです。水道局は老朽化が原因ではないかとみています。今後、アスファルトや土を掘り起こして、漏れ出た箇所の特定をすすめるとしています。
また、周辺の住民から「水道が濁っている」という通報も寄せられているということです。
小学校の児童の保護者によりますと、この冠水で今日行われる予定だった授業や訓練は中止になったということです。