大手私鉄の京阪ホールディングスは、平川良浩専務(63)が社長に昇格することを発表しました。

 5月9日、京阪ホールディングスは会見を開き、平川良浩専務が社長に昇格する人事を発表しました。平川氏は63歳、1986年に京阪電鉄に入社し、2023年から専務を務めています。新しい人事は、6月18日に開かれる取締役会で正式に決定するということです。

 また、昨年度の決算も発表。純利益が282億円と、前の年に比べ13.6%増加し過去最高益になったことを明らかにしました。

 ホテルや百貨店などインバウンド客の利用が好調なほか、列車の有料指定席の年間稼働率が9割に達するなど、運輸業が好調だったことが要因だということです。