森友学園をめぐって財務省が改ざんした決裁文書の開示。欠落していたのは「政治家関係者との応接録」でした。
決裁文書の改ざんを命じられたことを苦に自ら命を絶った近畿財務局の元職員・赤木俊夫さん(当時54)の妻・雅子さんは、4月4日に財務省が開示した文書の一部が欠落しているとして、説明と開示を求めていました。
5月9日、雅子さんに届いた回答で財務省は「欠落しているのは政治家関係者との応接録が大半で、国会審議において質問材料を極力少なくする目的で廃棄したためと考えられる」と説明しました。
これを受け弁護団は…
(生越照幸弁護士)「国会審議がまた紛糾するという動機で抜き出したんだと思うんですけど、非常に悪質性が高い」
6月には新たにおよそ6000ページが開示される予定です。