全国2300以上の郵便局で配達員の飲酒の有無を確認する「点呼」が適切に行われていなかった問題をうけ、近畿運輸局が大阪市内の郵便局に立ち入り検査に入りました。
9日午前10時ごろ、近畿運輸局が大阪市の東住吉郵便局に立ち入り検査に入りました。
この問題は全国に及んでいます。日本郵便で配達業務の前後に義務付けられている配達員の飲酒の有無などを確認する点呼について調査したところ、75%にあたる2391の郵便局で適切に行われていなかったものです。
近畿運輸局はきょう、関西地方で初めて立ち入り検査に入り、点呼の実施状況について書類や局員への聞き取りを行い確認を進めるということです。
近畿運輸局は今後も関西地方の各郵便局への立ち入り検査を進める方針で、今後行政処分の有無について検討するとしています。