兵庫県の斎藤知事、公益通報をめぐる国からの指摘を「真摯に受け止める」と繰り返しました。
今年3月、兵庫県の第三者委員会は斎藤知事を告発した元県民局長を特定するなどした県の対応を、「公益通報者保護法違反」と判断しました。しかし、斎藤知事はその後の会見で公益通報者を守るための体制整備の対象について、「外部通報も含まれるという考え方がある一方で、内部通報に限定されるという考え方もある」などと発言していました。
消費者庁は4月8日、「国の公式見解と異なる」と県の担当者に指摘しましたが、斎藤知事は5月8日…
(兵庫県 斎藤元彦知事)「消費者庁からの一般的な法解釈ということで重く受け止めないといけない。必要な対応をほかの自治体や国や企業を見ながらしっかりやりたい。(Q今でも発言は正しい?)間違ったことは言っていないと思います」
指摘を受け止めると繰り返し、過去の発言について「間違ったことは言っていない」としました。